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男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 

2023年10月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は、
『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』。
BSテレ東で2023年10月7日(土) 18時30分〜放送。

★うち泣きたい…寅さん泣いてもええ?
通天閣のネオンの下、上方芸者とそぞろ歩き。
マドンナは松坂慶子。
関西演技陣大集合のシリーズ第27作!
1981年(昭和56年)8月に公開されたシリーズ27作目。

キャッチコピーは
”さくら、兄ちゃんは夢を見ているのかねぇ
 通天閣のネオンの下を 飛びきりの上方芸者と
 そぞろ歩きなんて…”。

瀬戸内海の小さな島を旅していた寅さん。
墓参をしている浜田ふみ(松坂慶子)と仲良くなる。

寅さん、大阪の神社で商売中に、
大阪で芸者をしているふみと再会する。
(ここで寅さんが売っている品物は ”愛の水中花”。)
https://youtu.be/VOlj5ViawA0

ふみに10年以上前に行き別れた弟の英男がいることを
聞いた寅さん、彼を探し出すが、すでに病死していた。
英男の恋人の信子(マキノ佐代子)から思い出話を聞き、
涙を流すふみを寅さんは慰めるのだった。

ふみ:”でもあの子可哀想やねえ…、
   恋人に死なれて…、これからどないするんやろ…”
寅:”いや、おふみちゃん、そりゃあ心配いらないよ”
ふみ:”なんでぇ?”
寅:”そら、今は悲しいだろうけどさ、ね、
  月日が経ちゃあ、どんどん忘れていくもんなんだよ”
  ”忘れるってのは、ほんとうにいいことだなぁ…”
  ”一年か二年か経ちゃ、あの娘もきっと
   新しい恋人ができて幸せになれるよ”
ふみ:”…せやろか…、忘れられるやろか…”
寅:”忘れられるよぉ!
   体験したオレが言ってるんだから
   間違いありゃしないよ”
ふみ:”寅さんも体験者?”
寅:”いや、オレ、ほら、頭悪いから、
   すぐ忘れちゃうんだよ! へヘヘヘ、エ〜エッ”

寅さん、悲しみのふみに優しくするが、
彼女の想いを受け止めることができずに、
柴又へ帰る…。

寅さんが泊まる、通天閣の安ホテルの
主人・喜介(芦屋雁之)は寅さんが宿代を払わないので、

”寅やんか。ん、しょうがないやっちゃなぁ、
 ようし、今日こそ、取立てたる。
 もし払わん言うたら、もう、警察や”と、
掛け合いを始めるが、2人のやりとりは面白いですね。

本作より寅さんの甥の満男役が
”中村はやと”から”吉岡秀隆”に代わっています。

いつものように、寅さんフラれるのですが、
どうしてどうして、そのフラっぷりの見事なこと?

監督・原作・脚本は山田洋次。



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