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菊酒月日記(4)... 

2023年09月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





































さて,第9波のピークは?
 9月8日時点の全国の小中学校の新型コロナウイルスによる学級閉鎖数は,515クラス.また,病院やクリニックを訪れる発熱者の6~7割くらいはコロナ陰性という状態だという.
 マスクもしないで電車に乗り,繁華街に出かけ,手洗い,消毒などの習慣もとうにコロナは過ぎ去った感覚の人間が多い現状では’何それ?’ なんだろう.
第9波のピークについてはいろいろと言われていた.そのいくつかを挙げてみる...



A説. 加藤勝信厚生労働相は,9月11日に大阪で開かれた講演会において,「9月3日までの1週間に報告された新型コロナの新規感染者数が1定点あたり20.50人(速報値)で,5類移行後で最多となっていた」と述べている.また,例年は夏に感染が拡大し,お盆の時期にピークを迎えるが,今年はまだ「ピークアウトという状況ではない」とも述べた.

  
   これに対して,



B説. 9月11日の東京都の感染者数は,モデルナ・ジャパン社の推計値では13,359人.全国では,8月22日の137,242人がピークとしていた.今回の第9波ピークは既に過ぎている.


   はたまた,



C説. 愛知県でのコロナ対策本部では,医療関係者から第9波のピークが「お盆すぎから8月末になる」という予測が出ていた.



   あるいは,


D説. 名古屋工業大学によるAIを用いた予測では,都内の新型コロナ感染者数は8月下旬まで第9波のピークが続くという予測も出ていてた.


 さて,どれが正しいのでしょうかねぇ,ってB,C,D説はもう過ぎちゃいましたが...
そうなると,A説のこれからピークが来る,ということでしょう.
いずれにしても今後,感染力が強いと言われるBA.2.86(通称,ピロラ)の挙動によってもどう変化するか注視だろう.

















       Voyages m?morables avec elle...
        Leica M+Summilux-M 50mm F1.4 Asph. LHSA















8月12日のFBにおいて,大阪大学の宮坂昌之名誉教授(大阪大学免疫学フロンティア研究センター招聘教授)がアメリカにおけるつい最近の感染状況を解説しておりますので,以下引用します(二文字だけ変えてあります)...


『よく海外通を自任する方が「もうアメリカではコロナは消えた」としたり顔で言います.でも,それはもう検査もしなくなり,報告も必要なくなったために,そのように見えているだけなのです.
 アメリカでは下水に出てくる新型コロナウイルスを定量し,そのデータから毎日どのくらいの感染者数が出ているかを推測している研究者グループがあります.そのデータの一部がSNSに出ています.これまでのデータから見ても,私は今回のデータについては信憑性が高いとみています.
 それによると,アメリカでは,再度大きく広がりつつあり,毎日の感染者数はなんと72万人程度もあるようです.これは,これまでの流行に匹敵するような数字です.いずれこれに伴って死者の数が増えてくるでしょう.
 日本の無責任なウイルス学者が新型コロナウイルスはどんどん病原性が下がってただの風邪になると言っていましたが,実際は,下に示すようにほとんどの人が感染してハイブリッド免疫を持つ持つアメリカですら新型コロナの感染者数は再度増えていて,元のレベルまで戻りつつあります.死亡率が下がったといっても,まだ一定割合の方が亡くなるので,結局,流行が来る度に一定の方が亡くなることになります.
 結論です.アメリカでも,新型コロナは消えるどころか,再び増えていて,元のレベルに戻りつつあります.でも,なぜか,日本のマスコミはこれを報道しないのですよね』.





下水サーベイランスの関連文献例:

Wastewater-based Disease Surveillance for Public Health Action. 2023, National Academies Press. 2.Wastewater Surveillance for COVID-19,Value for understanding COVID-19 in Communities, National Library of Medicine.


 東京都健康安全研究センターの「世界の新型コロナウイルス変異株流行状況(2023年9月8日) BA.2.86系統情報」で,オミクロン株の最初の発見と認定について簡単な紹介がありましたので,載せておきます...



オミクロン株の最初の発見と認定について
 ・2021年11月24日:新型コロナウイルス変異株の命名組織の一つであるパンゴ委会はトーマス・ピーコック博士         
  による提案#343「南アフリカに関連するスパイク蛋白変異を有するB.1.1系統株」について検討した結果、こ
  の株をB.1.1.529と命名し、同日WHOはこの株をVUM(監視中の変異株)に指定した。
 ・11月26日:WHOはB.1.1.529株をVOC(懸念される変異株)に再指定しオミクロンと命名。
 ・12月7日:パンゴ委員会に提案された「新たに特性解析された兄弟系統を組み込むためのB.1.1 .529の分割案
  #361」により亜型BA.1・BA.2が指定された。
 ・12月9日:PangoNetworkに公開された「オミクロン系統B.1.1.529の更新」により、パンゴ委員会が世界中
  から集められたオミクロンと思われる遺伝子の解析結果から、これらに共通する先祖株をB.1.1.529系統と定
  め、子孫系統にあたるWHOのオミクロンに指定された系統を BA.1、それ以外の集団をBA.2と再定義した。
  参考:当所における新型コロナウイルス変異株の検査について(BA.2系統への対応)
 ・12月12日:提案された「B.1.1.529(オミクロン関連)の3番目の亜系統#367について審議し、12月14日
  にBA.1にもBA.2にも当てはまらない株としてBA.3が定義された。
 ・12月16日:パンゴ委員会、CDCではB.1.1.529と全てのBA系統(BA.1、BA.2、BA.3)を含めてオミクロン
  株とし、WHOもVOC指定株については全て子孫系統までを指定対象として定義した。
 ・2022年1月8日:パンゴ委員会に提案された「潜在的に有益な突然変異を伴うオミクロン亜系統S:346K #
  360」により、アミノ酸変異S:R346Kを指標とする亜系統B.1.1が追加された。
 ・2022年9月18日:提案された「S1領域に組換部位を持つBJ.1/BM.1.1.1 組換え株」について審議され、これ
  はXBBとして定義された。
 ・2023年7月にBA.2.86系統(通称ピロラ)がイスラエルとデンマークから報告され、その亜系統であるBA.2.86.1系統も報告
  されている。2023年9月7日までに世界から67件報告され,内,1件は日本である(この項は筆者が加筆)。


 以降の系統の認定情報についてはpango-designation/releases をご覧ください。

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