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グラン・ブルー 

2023年08月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『グラン・ブルー/Le Grand Bleu』。
BSプレミアムで2023年8月28日(月)13:00〜放送。

今回は、最初の劇場公開版に未公開シーンを追加し、
再編集、さらに映像を修復した、
デジタル・レストア・バージョンでの放送。

10代からダイビングに親しんできたベッソン監督が、
長年の夢だった“イルカに魅せられた潜水夫の物語”を、
実在の天才ダイバー、ジャック・マイヨールの
協力を得て映画化。

キャッチ・コピーは、
”海には、多くの秘密がある”。”

ギリシャのキクラーデス諸島で1965年に、
8歳のジャック・マイヨールはエンゾと出会った。

そこで二人は初めて素潜りを競うが、
翌日にダイバーであるジャックの父の死を
目撃し大きな衝撃を受ける。

12年後の1987年、
一流のダイバーとなったエンゾ(ジャン・レノ)は、
稼いだ金をつぎ込んで
ジャック(ジャン=マルク・バール)の行方を探していた。

ジャックと共にダイビング選手権に出場して
勝利することがエンゾの夢だった。

別なところでニューヨークで働く保険調査員
ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)は、
自動車事故の調査でペルー・アンデス山脈の高地にいた。

そこで彼女は、氷結した湖に酸素ボンベもなしに数十分も
潜水するジャックに出会う。

彼こそがエンゾが捜していた少年ジャックの成長した姿であり、
彼は水族館のイルカだけを友として静かに暮らしていた。

本作の主役は海ですね。
地中海は映画の背景として数多くの映画に登場します。

中でもシチリア島周辺の風景は素晴らしい!
監督は海が好きなだけに、千変万化する「海」の表情を
生き物のように、撮っていいますね。

文章でその美しさを表すのは難しいが、
冒頭でのモノクロームの夏の海。
陽光にきらめく空と一体となったコバルトブルー。
浅瀬に穏やかな波紋が広がり、
水面にキラキラと光るダイヤモンドの様な波。

海中から上を見上げると、水面を映す明るいブルー。
ジャックが深海へ向かう時の群青色の変化。
イルカの跳ねる月夜の海。

と、まぁ〜、海の美しさを文字にしても判らないですね。
やはり、百聞は一見にしかず!

その背景に流れる、エリック・セラの幻想的な音楽。
Eric Serra - The Big Blue Overture
https://youtu.be/ko23koYtOfc


製作年は1988年(昭和63年)。



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