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上海大学シニア留学日記

酉の市 

2011年11月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は仕事の無い日だ。
朝から、爽やかな陽気だ。
テレビの朝の番組を観ていたら、今日は一の酉だそうだ。


今年に入ってから、古くから続く歳時を観て歩こうと
いう計画を思い立った。夏には浅草の浅草寺で開催
されるほおずき市を見に行った。
9月には富山の越中風の盆を見るため友人と旅行した。


今日は夕方、関東三大酉の市といわれる府中の
大国魂神社に行くことにした。
来年は何とか入谷の朝顔市や秩父の夜祭りにも行って
みたいと思っている。


家内と昼食を食べてから、家を出る。
府中の大国魂神社に行く前にずっと気になっていた
亡くなった友人の墓参りをすることととした。


この友人は5年前の夏8月に癌で亡くなった。
同業他社の私と同じ役職の方で、仕事上
しばしば会議や出張でご一緒した。
仕事は冷静沈着、緻密で気配りが行き届いており、
性格は温厚、お酒は滅法強いが、決して乱れない。
歌を歌わせればこれまた美声で誰より上手だった。
欠点が見つからないような人だった。


私はこの方から学ぶことが多く、親しくご厚誼いた
だいたものだ。
亡くなられてからは、毎年8月の命日の前後に
お墓参りに訪れていたが、今年は仕事に就いたせいか
失念し、いつかお伺いしなければと気になっていた。


渋谷から山手線で高田馬場へ行き、西武新宿線に乗換へ、
花小金井で下車。そこからバスで10分ほどのところに
彼の眠る墓がある。ちょうど15時に到着した。


墓地は園芸会社が運営しているのかと思うほど、
フラワーパークのように秋のバラなどの花が
咲き誇っていた。奥様が時間をかけて友人のために
探した墓地だ。
線香を手向け、彼の前で缶ビールの栓を開ける。
そして、決して怠惰になることなく、友人の分まで
前向きな姿勢で充実した老後を送ることを誓う。
毎年墓前でそんな誓いをたてる。



(バラが咲き乱れていた。)



墓参りを済ませ、墓地の隣にある「小平ふるさと村」に
入ってみる。
入口には明治時代の郵便局の建物が再現されている。
村内は江戸時代の初期から、明治時代までの住居や
農家などが復元されている。
木々が赤い実を付けたり、ススキが大きく伸び、秋の風情が
感じられる。



















近くのバス停から国分寺駅行きのバスに乗り、国分寺から
西国分寺に出て、武蔵野線に乗換へ、府中本町で下車。
大国魂神社は徒歩5分のところにあった。


まず神社の本殿でお参りし、本殿の右脇にある
鷲(おおとり)神社に参拝。ここで小さな熊手を購入。
まだ、夕方なので人出は少ない。
境内では笛や太鼓のお囃子の音が聞こえてくる。
17時から舞台で重要無形文化財の神楽が奉納された。










神楽を観てから、酉の市の光景を見て歩く。
屋台も長く並んでいたが、人出が出るのは夜に
なってからだろう。










帰りは、京王線で渋谷へ出る。
「鳥市」でカシラ2本に焼酎の水割りで一息ついてから
家に戻る。
ちょうど7時で食卓には家内手造りの料理が並んでいた。

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