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エビータ 

2023年08月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:ミュージカル

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『エビータ/Evita』。
BSプレミアムで2023年8月8日(火)13:00〜放送。

音楽・アンドリュー・ロイド・ウェバー、
作詞・ティム・ライスの名コンビの人気ミュージカルを、
映画化し、アカデミー歌曲賞を受賞した映画。

マドンナが、貧しい生活からはい上がり、女優、
そして大統領夫人となって“エビータ”の愛称で
国民から慕われ33歳で亡くなった実在の、
アルゼンチン人、エバ・ペロンを熱演、熱唱。

キャッチフレーズは、
”短くも激しく、夢を生きた、ひとりの女…”。

プロローグはモノクロ映画を上映中の映画館で、
アルゼンチンのファーストレディ、エバ・ペロンの死を知り、
民衆が嘆き悲しむ場面から映画は幕を開ける。

エバ(マドンナ)を送る大規模な国葬の様子と、
私生児として父親の葬儀にも参列を許されなかった、
幼少期のエバの姿が、交互に映し出される。

本作には、エバの死を悲しむ民衆の姿に、
”彼女は本当にそれほど素晴らしい人物だったのか?”と、
チェ(アントニオ・バンデラス)という、
疑問を投げかける人物を登場させて、
構成に工夫を凝らしていますね。

勿論、チェは、チェ・ゲバラを念頭に置いた登場人物。
この後も、ウェイター、掃除夫など様々な民衆の姿で、
登場し、狂言回し役を務める。

物語は、エバの少女時代に遡る。
女優になるという野望を抱いた、15歳の美しい少女、
エバはたまたま旅公演に、訪れたタンゴ歌手を丸め込み、
住んでいた田舎町を飛び出し、ブエノスアイレスへ。

オーディションを受けるものの、結果は不合格続き。
そんな中、エバはカメラマンの愛人になり、
チャンスを手にする。

この成功を機に、より地位の高い男に乗り換えながら、
エバは次第にのし上がっていき、後の大統領となる
ペロン(ジョナサン・プライス)と出会い、愛人となる。

本作の見どころはやはり、マドンナ。
本作主演時は38歳、熟女と言うより、正に女盛り。

逆に、その魅力のため、アルゼンチン本国では
「サンタ・エビータ(聖エビータ)」と、呼ばれるほどの
信奉者を持つエバを演じるのに風当たりが強かったようです。

でも、何だかんだ言っても、その歌唱力は素晴らしい!
特に現地の許可を得て、官邸のカサ・ロサダのバルコニーで
撮影されたシーンで歌う、
♪♪アルゼンチンよ泣かないで/
     Don't cry for me Argentina♪♪
https://youtu.be/KD_1Z8iUDho

本作はミュージカル映画ですから、
『シェルブールの雨傘』と一緒で、セリフも歌唱なんですね。
この点が、ミュージカルに弱い私として、
ストーリーに没入出来ないのが、残念でした。

本作はアカデミー歌曲賞を受賞しています。
その歌は、Madonnaが歌う、
♪♪ユー・マスト・ラヴ・ミー/You Must Love Me♪♪
https://youtu.be/lTLq2bIrndU

監督は『小さな恋のメロディ』で、原作・脚本を担当して、
映画界と関わるようになったアラン・パーカー。
彼の『ダウンタウン物語』はいいですね。

製作年は1996年(平成8年)。



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