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AI人形の、行き過ぎた愛情と狂気「M3GAN ミーガン」 

2023年07月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 「リトル・マーメイ」より新作の「インディ・ジョーンズ」より面白かったのが、ジェラルド・ジョンストン監督の「M3GAN ミーガン」。AI人形のミーガンが、ただこわいだけではなく、綺麗でクールで魅力的だ。子供と一緒に体を、ダンス風に軽く動かすシーンがあるのだけれど、その動きだけで、目を惹きつけてしまう。特に逃げ惑うおもちゃ会社のお偉いさんを前に、突然、踊ってみせる不思議なダンスもまた忘れられない。AI人形・ミーガン役を担ったのは、エイミー・ドナルドという13歳の子。ダンスワールドカップに出場し、ニュージーランド代表として入賞した経歴の持ち主とのことで、なおさらミーガンの動きが生きているのだろう。監督は「彼女なしではこの映画を作れなかった」というほどだった。整った顔をした人形も、動かなければ無機質な人形のままなのだけれど、まばたきをした瞬間に生命を感じさせる。映画の中でもミーガンのまばたきや目のアップが多かった。目とは、人間性を感じさせる一番の象徴なのかもしれない。そして、両親を亡くし、ミーガンなしではいられなくなった哀愁を感じさせる9歳の少女・ケイディを演じたバイオレット・マッグロウの演技もいい。ミーガンに両親の想い出を告げてミーガンと抱き合うシーンなどは、それをAIロボットのプレゼンとして見学していた人達が思わず涙する場面だった。その泣かせたAI人形のミーガンが、片寄ったケイディへの愛情で、後半は恐怖を感じさせる人形へと変わっていく。ケイディが、人間よりミーガンに依存して、善意で引き取った会社員の叔母に反抗しているシーンもせつなく、そもそも今後『よく作られたAI人形に人間は勝てるのだろうか?』という問いかけも聞こえてきそうだ。この傑作がこれだけで終わるのはもったいないと思ったら、さっそく2もあるとの事。ひさびさに中毒性のある作品に出会えて嬉しいし、はやくまたスクリーンでミーガンに再会したいものだと思った。 

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