メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

気分は夫婦水入らずの夕餉 

2023年07月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

一人暮らしを始めて、間もなく15年目に入る。
日頃、一人暮らしの寂しさを感じずに、過ごしている。
お盆の迎え火の時だけは寂しさを感じたが、今年は違った。
特別な理由は思い浮かばないが、穏やかな気持の迎え火になった。

生家(東京)は7月のお盆、亡妻の実家(横浜)も7月だから、自ずと7月のお盆に決まった。
菩提寺で法要が行われるが、コロナ禍の影響もあり、近年は参列していない。
わが家の地域は8月のお盆が多数派で、スーパーへ行ってもお盆らしさは余り感じられない。
沖縄では、旧暦の7月13日から15日(今年は8月28日から30日)らしい。

午前中に、日常の家事(炊事・洗濯・買物)を終わらせた。
昼餉の片付けを済ませてから、お盆を迎える準備を始めた。
仏壇が置いてあるLD(リビングダイニング)の掃除、仏壇の掃除、仏花を活けるなどだ。
お盆の提灯もあるが、近年は出し入れが面倒で省略している。

仏壇の前に小さなテーブルを置き、自分の夕餉と同じ献立を並べた。
真鯵の南蛮酢、蒸し鶏、玉蜀黍、漬物(京五色漬)、清酒を、量は少ないが、同じ配列にした。
迎え火は早くて構わないので、午後4時に玄関脇で麻殻(おがら)を炊いた。
私は、前世や来世を信じないタイプだが、二人で夕餉を食べている気分になった。

   *****

写真
2023年7月13日(木)の昼餉と夕餉

お礼
「迎え火の前日」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ