Polyglotに憧れて

運動が脳をグレードアップ!(本の紹介) 

2023年06月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 運動が脳をグレードアップ! 最近読んだ本にとてもエキサイティングな情報が書かれていたので、ブログで紹介したいと思いました。本のタイトルは「運動脳」(アンデシュ・ハンセン著)です。 私は会社を退職し、リタイヤしてからスペイン語と英語を勉強しているのですが、単語やフレーズをなかなか覚えられません。元々記憶力に自信がない方ですが、外国語の上達のためには多くの単語を知っておく必要があります。単語を簡単に覚える方法があれば良いのですが、そんなものはありません。やはり、地道に1つずつ覚えていくしかないのですが、もっと記憶力が強ければ良いのに、と思わずにはいられません。 また、会社を辞めて、仕事の緊張から解放されたせいで、何かに集中して取り組む必要がなくなり、そのせいか、集中力が低下しているように感じます。生活の意欲も落ちている気がします。これが歳をとるということなのかもしれません。 こういった思いを抱いている私にとって、すこぶる朗報を得ました。「運動脳」には、記憶力を高めるとか、集中力を上げるとか、モチベーションを上げるとか、ストレスを解消するとか、学力を伸ばすとか、創造力をつけるとか、あるいは健康寿命を長くすることについて、それらにはすべて脳が深く関わっていることが説明されています。そして、こういった脳の力を上げるための極めて確実で簡単な方法が記載されていました。 その方法とは、運動をすることです。無酸素運動よりも有酸素運動が適しているそうです。有酸素運動ならなんでも構わないとのことで、とにかく体を動かせば良いのです。簡単ですね。こんなに簡単なのに、その効果は絶大だそうです。これまで様々な場所で、数多くの実験が行われ、その効果が検証されてきました。運動が効果的であることは科学的に確かめられています。脳には1000億もの細胞があるそうですが、1日あたり10万個が死滅するとのこと。そして、1年につき0.5%から1%、脳が縮んでいくのです。歳をとると物忘れがひどくなるというのも理解できます。しかし、有酸素運動を行うと、脳の海馬(記憶をつかさどる場所)が大きくなることが確かめられています。それにより、単語を記憶する能力が上がるのです。 高齢化が進む日本では認知症患者の増大が問題となっています。認知症と単なる老化とは異なりますが、認知症と脳の力の低下とは関係していると思います。ですから、運動によって脳が元気になるのであれば、認知症の予防にも役立つでしょう。 どれくらい運動すれば良いか、という点については、週三回、一度につき20分から30分程度のランニングやサイクリングといった有酸素運動をするのが効果的だそうです。ウォーキングでも良いのですが、心拍数の上がるランニングの方がベターだとのこと。 私はこの本を読んで、早速走ってみたのですが、ろくに準備運動もせずに始めたせいか、すぐに足首のあたりが痛くなりました。そこで、ランニングシューズを購入し、準備運動をしてから走るようにしました。いきなり20分も走れないので、今のところ、近くの公園を3周(1500メートルほど)して家に帰っています。体が慣れてきたら、もう少し距離と時間を増やすつもりです。 有酸素運動が健康に良いことは誰でも知っていると思いますが、脳の力の向上にこれほど効果的だとは知りませんでした。記憶力を高めたい、集中力を上げたい、モチベーションを上げたい、ストレスを解消したい、学力を伸ばしたい、創造力をつけたい、健康寿命を伸ばしたい。おそらく誰しも願う事項ではないでしょうか。それが簡単な運動をするだけで叶うのです。これはもう、やるしかないですね。   

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ