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雲っち

強風の日にレッドウッドの森を歩くのはスリルがある 

2023年05月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

レッドウッドは世界一背が高い木で100メートルにもなります。そんなのはてっぺんが見えません。まだ若い木でも30メートルは下らないでしょう。

昨日は風の強い日でしたがレッドウッドの森に出かけました。森に入ると風は塞がれ、そよ風くらいで歩くのに丁度良いです。暫く歩くと聞き慣れない音がしたので、動物だったらそれを警戒させるよう声を出しました、がそれっきりでした。

ところがもう暫く歩いて気が付きました。その変な音はレッドウッドの樹々が擦り合わさって出た音なのでした。上を仰いで見ると、空に突き出したレッドウッドの頭がユラユラ揺れています。上の方は強風が直にあたっているのです。もしかそのひと枝が折れ、真っ逆さまに落ちてきたらたまったものではありません。

ここでは落ちた枝が地面に突き刺さっているのを、「ウィドウメイカー(未亡人仕掛人)」と言いますが、トレイルの側にはそういうのがたくさんあります。

10キロ程のトレイルでしたが、冬の間にあった強風と降雪のせいで倒木や落ちた枝がそこら中に散らばっていて、歩く間中倒木の下を潜り抜けたり跨いだり、あるいはトレイルから外れて歩いたり、まるで障害物コースのようでした。

いつもは音楽を聴いたりしながら歩くのですが、昨日は樹々がギィギィいうのを聞いていました。トレイルの終わり頃になって、遠くの方でバリバリドーンと言う音がありました。きっと大きな枝が落ちたんでしょう。

そういう訳で昨日は珍しく楽しむ暇がないハイキングになり、無事に帰ってホッとしました。



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