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吾喰楽家の食卓

初めての池袋演芸場 

2023年04月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

小猫改メ五代目江戸家猫八の襲名披露興行を、見ることになった。
一昨日、サークルのイベントで、初めて池袋演芸場へ行った。
シニア世代の方は、猫八(動物ものまね)と言えば、NHKテレビの「お笑い三人組」を思い浮かべるだろう。
彼は、三代目で、当代の実祖父に当たる。

披露興行(下席2日目/昼の部)の出演した噺家と演題は、以下の通りである。
柳亭左ん坊/前座『道具屋』、柳家花ごめ/二ツ目『狸札』(たぬさつ)、三遊亭歌奴/真打(以下同)『授業中』、柳家小せん『あくび指南』、五明楼玉の輔『宗論』、三遊亭金馬『夏どろ』、林家正蔵『おすわどん』、林家彦いち『遥かなるたぬきうどん』、入船亭扇遊『一目上がり』、柳家小さん『漫談?』の9人だった。
9人中4人もが、代演だったのに驚いた。
また、色物の物真似(猫八)が寄席でトリを勤めるのも、色物の浮世節(橘之助)が口上に加わるのも、極めて珍しいことだ。

口上は、お仲入り明けにするのが慣例である。
下座から、彦いち(司会)、玉の輔、橘之輔、猫八(本人)、扇遊、小さん、正蔵(〆の音頭)の順に並んだ。
本人を除いて、下座から順に口上を述べ、客を交えて三本〆て幕が下りた。
猫八といえば、頭を下げたり上げたりしているだけだった。

期待した出演者の休演は残念だったが、全員ではないが代演者の口演も楽しむことが出来た。
トリを勤めた猫八の約30分に亘る熱演は、飽きることもなく楽しめた。
二と八が付く日は、和服で披露興行の高座に上がっているそうで、初めて紋付袴姿を見ることが出来た。
今後とも、五代目猫八が、益々の活躍することを期待している。

(敬称略)

   *****

写真
2023年4月22日(土)撮影:早めの昼餉(海鮮丼)・軽く打ち上げ(もんじゃ焼)

お礼
「私の節約術」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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