メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

むぅびぃ・とりっぷ

地下洞窟での女性・ひとりぼっち500日の実験 

2023年04月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


『自分自身を取り巻く環境が変わった場合に、どれぐらい自分は耐えられる力を持っているのだろうか?』と、思ったりもする。自分が他の人より、環境の変化に耐えられる力を持っているわけではないけれど、例えば、そのような力が数値に置き換えられるのなら、知りたいとも思う。環境の変化に対しての耐久力というよりは、『何かに挑戦してどこまでいけるのか』ということに対しての興味かもしれない。  50歳の女性・登山家のベアトリス・フラミニさんは、隔離生活が人体の及ぼす影響について調べる実験を終えて、スペイン南部グラナダ郊外にある地下70メートルの洞窟から500日ぶりに帰ってきた。● むしろ、出たくないくらいでした彼女は、社会からの隔離生活が人体に及ぼす時間間隔、脳波、睡眠にどのような影響を与えるかを調べる実験に協力していた。研究チームは、地下で過ごした期間の世界記録を更新したと話した。彼女が過ごしたのは、岩が飛び出した狭い空間。その仲でもワイヤーを使った運動をしたり、60冊の本を読んだり、絵を描いてすごしていた。食料や水は、月に1回程度、スタッフが途中まで運び、フラミニさんが後で引き取る方法で、人との接触は一切なかったという。時にはこんな場面もあった。フラミニさんは、「私、メモを忘れてしまった。なんてバカなんだろう、泣きたい」食料を引き取る場所へ来た時に、スタッフに渡すはずのメモを忘れたのを思い出し、泣いてしまったのだ。このプロジェクトのプロデューサーのメラさんは、「本人に聞いてみたら、笑っていました。『確かにあの時は、気分が落ち込んでいたかも』と。あの環境で、気分の浮き沈みが出るのは当然です」フラミニさんは、ロシアによるウクライナ侵攻開始やエリザベス英女王死去の前の2021年11月に実験を開始し、洞窟の中で2度の誕生日を迎えたという。1年半近くも誰とも話さなかったフラミニさんに質問した。「洞窟から出ようと思ったことはないか?」「一度もありません。むしろ、出たくないくらいでした。私は楽しむために、そこにいたのです」「まだ本を読み終えていなかったのに」とも、語った。『本を読み終えていなかった』と、言うのを聞くと逆に本を持っていかなかったら、どれくらい洞窟での生活に我慢できたのだろうかとも思った。そうしてみると、この実験は何かの事故で急に洞窟に閉じ込められた場合の参考データーとはかけ離れていると思える。ついつい、本来の目的である『社会からの隔離生活が人体に及ぼす影響テスト』というのを忘れ、特殊な事故に対する耐久力の実験と勘違いしてしまいそうだ。● 160日から180日の間に感じられた現地メディアによると、フラミニさんは太陽の光が遮断された環境で、時計など時間が分かるものは持っておらず、自分の感覚だけで65日までは数えてみたものの、時間感覚が失われて断念することになったという。そして、BBCによると、フラミニさんは隔離生活を終える際、実際には500日が経過していたにもかかわらず、160日から180日の間ぐらいに感じていたという。洞窟の中で特定のサイクルで一日を過ごすようになったそうで、それは72時間起きていて24時間寝るというサイクル。つまり1日が24時間サイクルではなくて4倍の96時間サイクル。それで洞窟にいた日数が少なく感じられたようだ。また、排泄はどうしていたのか。500日の間、入浴はなかったはずだから体を拭いていただけなのか、体調が悪い時は風邪薬等の支給はあったのか等・・・・・・、けっこう細かな部分が気になってくるものだ。それでも、地下70メートルの洞窟の中の狭い空間の中で、『地上に居るよりもまだ居たいと思う楽しみ方とは?』その気持ちの持ち方にはとても興味がわいてくる。実験というより、フラミニさん自身の人生の楽しみ方に惹かれる。参照:“過酷”地下生活…洞窟に1人で500日“実験参加”   洞窟実験500日の女性、地上に 「出たくなかった」   地下洞窟で“ひとりぼっち” 隔離生活の女性 実験終え 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ