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雲っち

残雪のトレイル 

2023年03月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

次の「気流の川」が流れ込んでくる前のこの2日ばかり薄曇りでもお日様がさして良い日でした。

昨日はボランティア侵害植物の草取りで3時間四つん這いになって草の芽むしりをしました。でもオーディオブックを聴きながらの草むしりはお天気が良いと面白く出来ました。

今日はパットさんと里山のトレイル16キロを歩きましたが北面にはまだ残雪があり、私はパットさんの後ろから足跡をつたって歩いたので助かりました。この辺では残雪になる程雪は降らないので、珍しい経験でした。

パットさんは1960年代、アメリカ西部がまだそれ程厳しく取りしまわれていない時代にオレゴン州の山中に山小屋を建てて家族6人で暮らした奇特な人で、歩いている間色々な昔話を聞くことが出来ます。酔いどれのカウボーイや耳が聞こえない牛飼いなど、今ではとても考えられない面白いお話です。

今日はそのもっと昔の事、パットさんが育った町はイタリア系が多く、そこには大きなトラックでソーセージ商品を売りに来る「デナンジオ兄弟」がいて、トラックが近くなるとそこら中いい匂いが溢れるのだそうです。そして彼らの口上の上手いこと!「おお、エリザベスさん、ご機嫌いかがかな?さっき貴方の妹さんはこのソーセージをお買い上げになったんですよ。貴方も少し召し上がってみてはいかが?」とパットさんのお母さんに売りつけるのだそうです。

パットさんはお喋りではありませんが、イタリア系の血を引いているのかお話をすれば上手で、5時間のトレイルもそんなに長く感じません。有難い相棒です。また来週の晴れ間にねとお別れしました。

!!!Samurai Japan 世界一おめでとうございます!私は野球もわかりませんが、パットさんはオオタニ選手は何処にもいない人並みでないプレイヤーだといつも言います。



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