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『大河ドラマが生まれた日』を観て 

2023年02月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

先週の土曜日(令和5年2月4日)、NHK総合テレビで、テレビ70年記念ドラマの『大河ドラマが生まれた日』(笑いと涙の大河ドラマ誕生秘話)を見た。
以下、詳細すぎる記載もあるが、記憶の整理と記録の為なので、ご容赦願いたい。

主な登場人物と演者
・山岡進平(生田斗真) NHK芸能局の若手アシスタントディレクター。
・楠田欽治(阿部サダオ) 芸能局プロデューサー。山岡の直属の上司。
・大江育間(矢本悠馬) 芸能局のアシスタントディレクター。山岡の後輩。
・本山靖道(松尾諭) 芸能局のチーフディレクター。演出を担当。山岡の先輩。
・成島庭一郎(中井貴一) 芸能局長。
・渕上憲明(伊東四朗) 山岡の下宿先(天福荘)の主人。
・渕上明恵(松本穂香) 山岡の下宿先の娘。
・佐田啓二(中村七之助) 松竹の看板俳優。副主人公の“長野主膳”を演じる。
・淡島千景(ともさかりえ) 宝塚歌劇団出身の大スター。ヒロインの“村山たか”を演じる。 

大河ドラマの第一作『花の生涯』は、激動の幕末を舞台に、桜田門外で水戸浪士の襲撃を受けて果てた、大老の井伊直弼の生涯を描いた作品である。
NHK芸能局長は、「映画に負けない新しい連続大型時代劇を作れ」と、大号令を発した。
大河ドラマの第一作が生まれる、笑いと涙の日々が始まった。
全39話の台本は保存されているが、映像が残っているのは初回だけらしい。

映画界に五社協定があった時代だから、出演交渉が最初の難関だった。
山岡が、佐田啓二宅へ日参した末に、出演を承諾させるのは見所の一つだ。
楠田は、尾上松緑や淡島千景の出演交渉に関わったと言及されている。
しかし、現実は、佐田啓二宅へ日参したのも彼で、作中では、山岡に振り分けた。

次に、山岡と下宿先の娘(明恵)との距離感が、何ともいい雰囲気を醸していた。
余り深い関係に設定すると、本題を邪魔する。
山岡は急な仕事で、明恵との約束をすっぽかすが、自分にも覚えがある。
携帯電話のない時代だから、連絡の取りようがなかった。

また、番組全体に漂っている、テレビが一般家庭に普及し始めた頃の昭和の風景が何とも良かった。
番組を見た多くのシニア世代が、懐かしさを感じただろう。
佐田啓二の実子である、中井貴一を演芸局長に起用したことや、伊東四朗(てんぷくトリオ)が主人を務める下宿の名前を天福荘にするなど、粋な計らいがあった。
この番組を観たので、翌日放映の『花の生涯』の第一話を見ないわけには行かなくなった。

   *****

写真
2023年2月7日(火)の昼餉と夕餉

お礼
「寝坊した日の充実感」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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