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吾喰楽家の食卓

呑兵衛の戯言(たわごと) 

2023年01月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

中学生の頃、「貧乏人は、麦飯を食べろ」と言って、顰蹙(ひんしゅく)を買った総理大臣がいた。
「貧乏人でも、米が食べられるようにするのが、政治だろう」と、批判する人たちは主張した。
総理の発言を冷静に考えれば、<入るを量りて出ずるを為す>という故事の通りだから、至極真っ当な発言だったと言える。
表現が端的すぎたからか、問題になった。

酒なら何でも飲むが、取り敢えずビールから始めることが多かった。
若い頃はK社のラガー、社会人になってS社の黒ラベルを経て、A社のスーパードライと好みは移り変わった。
今でも、スーパードライは好きだが、経済面から発泡酒の類を飲むことが多い。
ところが、税法改正で、そのメリットは減少した。

物価高のこともあり、年金生活(貧乏人)だから、発泡酒よりも更に安い、プライベートブランドの第三のビールを試してみることにした。
製造元を見たら、日本のトップメーカーの社名が記載されていた。
国産発泡酒を原料に、他には大麦スピリッツしか使っていないことに好感が持てた。
早速、飲んでみると中々の味なので、当分、愛飲することにした。

もっとも、酒を飲まない人は、「禁酒した方が家計や健康に良い」と、思うに違いない。
限られた収入を如何に配分するかは、個人の人生観に繋がっている。
「酒は百薬の長」を固く信じていたが、最近、カナダで「飲まないのがベスト」という論文が発表された。
仮説で終わるか、定説になるか、何れにせよ飲み過ぎに注意はするが、残された人生を愛飲家として楽しみたい。

   *****

写真
2023年1月30日(月)の昼餉(ナポリタン)と夕餉(おでん)

お礼
「給湯器配管の凍結」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りてお礼申し上げます。



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