日記がわりに

焼き芋に挑戦 

2022年12月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:薪ストーブで暮らす

八ケ岳に滞在中に挑戦したい事のひとつが焼き芋作り。

焼き芋には色んな思い出がある。

瀬戸内では早春になると 粭(すくも)焼をした。焼いた 粭(すくも)を苗代にまいたのは、黒色が熱を吸収して稲苗の成長を促進する先人の知恵・・。

朝、粭(すくも)焼の中にさつま芋を入れておくと夕方には焼き芋が出来た。

大量の 粭(すくも)焼は数日続くので、毎日焼き芋を食べた記憶が強く残っている。

味はお世辞にも美味しいとは言えなかったのと、おならが沢山出たのを覚えている。

子どもが小学生のころ帰宅途中に焼き芋屋によく出くわした。
冬場雪国から焼き芋売りに出稼ぎに来た昭和の時代。

ケーキ1個が2、300円くらいの時代、焼き芋は量り売りだっと記憶している。家族が十分食べられるように大き目の焼き芋を2,3本買うと千円札が消えていた。

リタイアしてから安納芋なるものを知ったが、その値段のバカ高いこと・・・。
意地になって避けてきた。お陰で、今もって安納芋の味は知らない。

ここ何年かは「鳴門金時」よりはるかに美味しいという「紅はるか」や「完全熟成したシルクスイート」専門。

近所の農家の庭先で安く分けてくれ、天ぷら担当の主夫としては大助かり・・。

近所のドンキホーテで焼き芋販売を開始して以来愛食している。

長々と書いてきたが、焼き芋用の黒いアルミホイルを買ったので試してみたいだけのこと。

オープントースターで1時間と家族に話したら、『電気代を考えろ』とバカにされてしまった。

そこで山荘の薪ストーブの出番・・。

水で濡らしたキッチンペーパーで紅はるかを包んで更に黒いアルミホイルで巻く。これをを薪ストーブへ・・・。

炎に当たるのを避けて、端の方で灰をかぶせて1時間。低温でじっくり焼き上げました。

焦げたり、炭化した個所もなく綺麗な焼き芋が出来ました。

味の方は、ドンキホーテの焼き芋には正直及びませんでした。

ネット記事だと、低温(6,70℃くらい)でじっくりとか、冷却熟成、揉みながら焼くとか載っているので、改良の余地は十分・・・・。

私としては、地元産(東京産)の芋が食べられるだけで満足。

「ヘン、田舎者メ、こちとら江戸っ子ダイ」の心意気かな。



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