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映画が一番!

リトル・ブッダ 

2022年12月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『リトル・ブッダ/Little Buddha』
BS12で2022年12月17日(土)19:00〜放送。

『ラスト・エンペラー』『シェルタリング・スカイ』に続く
ベルトルッチ×坂本龍一オリエント三部作の最終章。

本作はアメリカ、ネパール、インド、そして秘境ブータンで
史上初の大ロケーションを敢行した作品。

ヴィットリオ・ストラーロが描き出す圧倒的スケールの
絢繍たる映像美、そして坂本龍一の旋律が映画を彩る。

キャッチフレーズは、
”ふたたび、めぐり逢うために…、
 すべての人は生まれ変わる…”。

国を追われたチベットの僧達が修行に励む、
ブータンにある僧院。

高僧・ノルジー師の元にある知らせが届く。
9年前に亡くなったノルジーの師・ドルジェーの
生まれ変わりの少年がシアトルで見つかった、と。

ノルジーの使命はドルジェーの転生者を見つけること。
自分が、彼に見いだされた様に。

9歳のジェシー(アレックス・ヴィーゼンダンガー)は
シアトルに両親と住む、どこにでもいる、
典型的な現代っ子だった。

ある日玄関をノックしたのは、
色鮮やかな僧衣をまとった3人のラマ僧たち。

世界中を旅してきた彼らの使命はただひとつ、
ブッダの聖なる魂を持つ〈生まれ変わり〉をさがすこと。

ラマ僧たちは、とまどうジェシーの前にひざまづき、
ジェシーは父と、ともに東洋の秘境へと旅立つ。

それは、時と空間を超越した不思議な体験のはじまりだった。

少年の旅と2500年前のシッダールタ王子の物語が交錯する、
壮大な歴史絵物語。

古代インドのシークエンスに登場する王子には、
キアヌ・リーブス。

本作のテーマは「輪廻転生」に生命と運命。

私は仏教徒なので毎日、仏様には水をあげ、線香を焚いて
お経(お経もどき?)を唱えています。

若いときには、そんなに仏様の教えにも興味が無かったが、
歳を経るごとに、あの世のことが気になって来ました。

そう、死にゆく時には何か頼れる物が欲しいですね。
いろいろな考え方があるが、私にとって一番、
頼れる物は、やはり「輪廻転生」。

何に生まれ変われるか、判らないが安心して、
この世に、サヨナラが出来そうな気がします。
まぁ、昔に戻って、同じ自分に転生しても良いですけど。

本作にはたくさんの含蓄がある言葉があります。
「チベットでは、魂と肉体を、容器と中身と考える。
 タオルに吸われても、お茶はお茶のまま」。

「周りの人間たちを見なさい。
世界中の人々がこの瞬間に生きているが、
100年経てば皆死んじゃう。これが『無常』だ」。

「死は生の一部だ。呼吸するのはいつか死ぬからです」。

坂本龍一の心に響く音楽にも「魂」を揺さぶられます。
♪♪リトル・ブッダ♪♪
https://youtu.be/1sbN0UGXQn0

制作は 1993年(平成5年)。



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