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たかが一人、されど一人

なぜ今オーストラリア? 

2022年10月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 岸田首相が、週末掛けてとは言うものの国会開催中で先週の予算委員会では多くの課題を与えられたにも拘らず、季節も正反対の南半球のオーストラリアまで行って、「日豪安保宣言」なるものに署名をした。先ず言っておきたいのは、時を同じくして天皇皇后ご夫妻が沖縄に行かれたことだ。これは昨夜の恒例リモート懇談で話題になった。誰も正確な情報を持ち合わせなかったが、政府専用機(2機)を首相が使用するのが当然と考えれば、両陛下は民間航空会社から特別便を仕立てられたと推察する(私見なり)。それは措くとしよう。新聞を読まないので「安保宣言」の持つ意味が分からなかったが、今朝配信された元外務官僚天木直人氏のメルマガに依ると、マスコミがいくら「広義の同盟」とか「準同盟」といった表現でごまかしても、そして「宣言」は「条約」ではないと強弁しても、この日豪安保宣言はまぎれもない日豪軍事同盟だ。(軍事同盟は明らかな憲法違反、因みに日米安保条約は軍事同盟に非ずとの解釈?)と断じている。天木直人氏は何度も取り上げて得るのでご存知方のほうが多いと思うが、改めて紹介する。小泉政権時代、レバノン大使在職中にイラク戦争が勃発、対イラク政策に反対を表明して外務省をクビになった人物なので、毀誉褒貶は相半ばする人物かもしれぬ。ただ小生は彼の書物を読んだり、メルマガもずっと読み続けているので、度々氏の意見はここでも紹介させてもらっている。昨夜のリモート懇でも友人に紹介したが、数日前には嘗てジャパンハンドラー(日本を米国の意のままに動かす事を担当している米国人)として名高かったアメリカの政治学者マイケル・グリーン氏がいつの間にかシドニー大学フェローに変身してNHKに登場したことに驚いていた。事程左様に日豪の接近がアメリカの指示であることは疑いようがないと思うが、それにしても、そこまでして米中の緊張を高めることに協力する意味はどこにあるのだろうか?中国が習近平氏独裁傾向が高まることはたしかにあまり感心できない。しかし、米中の緊張を高めることが世界平和を益々遠ざけることも事実だろう。日本の政治家には緊張を和らげる能力は無いのも仕方ない。ならばせめて、緊張の危険から遠のく知恵を見つける努力をすべきだ。

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