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雲っち

パークレンジャーの仕事は楽では無いらしい 

2022年10月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

昨日はロサンゼルスの若いカップルと最後のハイキングをしました。彼らは早朝帰途に着いた筈です。

私の子供達の年代の人達でしたが、6日間のステイのうち4日一緒にハイキングしました。かえって自分の子供達より色々話し易くて楽しかったです。さようならと日本語でお別れした後は家族と別れたくらい(いやもっと?)寂しく感じました。(笑)

でも今日は侵害植物掘りのボランティア日だったので気晴らしが出来て良かったです。

今日は公園課の若い女性、ダスティンさんがリーダーで、少人数だったので彼女の近くで色々お話を聞きました。

「こうやってパークレンジャーの仕事をしていて、将来望むポジション(地位)は何なのですか?」と言う質問に「それが疑問なんです。」と言う答えが返って来ました。

課長職になると給料は良くなるけど、室内で事務の仕事になって面白くなくなる。でも野外でのレンジャーの仕事はきつくて、30代になると身体が付いて行かなくなると言います。

森の野焼きではチェーンソーで木を切り、ガストーチで火をつけて歩き、そんなのを一日中していると手が痺れてくる。今日のようなボランティア活動をまとめるのは中休みになる仕事で、往復4時間かかっても喜ばしい役目なそうです。

私は制服姿で公園課のトラックを運転しているカッコいいレンジャーしか見ていないので、他ではそんな重労働をしていたとは知るゆえもありませんでした。

それに多くのレンジャーは週38時間勤務で傭われ、有給休暇や健康保険などの恩恵が無いのだそうです。かと言って地方の町ではそれに代わるような仕事はないので、将来が見えないまま続けているそうです。

今日は大学を卒業していても、やり甲斐のある仕事を見つけ、暮らしを立てるのは大変なんだなと言う事を学びました。



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