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雲っち
重装備で歩くのには訳があった
2022年10月01日
テーマ:今日このごろ
ロサンゼルスからの若いカップルは、私のような者でも是非一緒に来て下さいと言ってくれるので、今日は16キロの長いハイキングに同行しました。
リチャードさんと奥さんのオティリアさんが選んだのは観光客が多く訪れる名の知れたトレイルでしたが、前回と同じようにGPSシステムから、心拍数が出る時計、徒歩記録を始め、救急時の呼び笛、豆電灯まで持っています。
私は何と大袈裟なと内心ちょっと笑って見ていましたが、色々お話を聞いているうちに、そういう重装備で歩く理由が何となくわかるような気がしました。
お二人はルーマニアから移住して来ました。40代で私の子供達の年代ですが、ルーマニアは第2次大戦後から1989年までの45年間、コミュニズムの統制下にあり、彼らが子供の頃は食料品店の棚は空で、靴も売っていなく、小さくなったおさがりの靴の親指に穴を開けて履いていたそうです。牛乳は一人2瓶に制限されているので、家族総出で列に並んだり、他の人に貸されて並んだりもしたそうです。
政治に対する不満を口にした事が密告されると、秘密警察が夜中に家に訪れ、何処かへ連れて行かれたそうです。
ハイクが終った時、リチャードさんはちょっと自分のリュックを持って見てと言うので手に取ったら、野宿にでも行くような重さです。それはロサンゼルスが大地震に遭った時の訓練なそうで、避難用のリュックを用意したけど、それを背負って歩けなければ役に立たないのでそのための練習なそうです。
戦後の日本の経済発展時代に、のほほんと育った自分のナイーブさが恥ずかしくなりました。
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