Polyglotに憧れて

雑誌に見るSDGs 

2022年06月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


楽天マガジンというサービスをご存知でしょうか。月額418円で日本の主な雑誌(1000以上)が読み放題になるという大変便利なサービスです。私はこのサービスを使ってiPadで雑誌を読んでいます。1000以上もの雑誌、といっても自分の関心あるテーマが中心になるので、よく読む雑誌は限られてきますが、それでもかなり様々な種類の雑誌に目を通しています。読み放題というサービスの力は大きいですね。楽天マガジンがなければまず閲覧しないだろうという雑誌を読む事もあります。 そのような雑誌の一つ、「モノ・マガジン」をダウンロードして見ていると、創刊40周年企画として、アーススマート千年紀という特集が目に止まりました。アーススマートって何のことか、すぐにはわからなかったのですが、「環境、社会、経済といった様々な面で持続可能な配慮がされているモノ」をアーススマートと称して、サステナブル、SDGsをキーワードとする商品を紹介する企画のようです。 ページをめくると、最初に法隆寺が紹介されています。法隆寺の建築について記載し、商品としては法隆寺の模型キット(58,000円)が紹介されていました。その次には砂糖きび由来成分の入ったカンペールのスニーカーとか、タンポポから作ったソールを用いたコールハーンのスニーカー、海洋ごみから再生されたポリエステル原料で作ったTシャツなどエコをテーマにしたような商品が並びます。さらに、無印良品の昆虫食、そして、私が今最も注目しているテーマである培養肉に関しても、日清食品ホールディングスの研究成果を掲載していました。 これらの記事を見て、多くのメーカーがサステナブルやSDGsというテーマに取り組んでいる事がわかりました。また「モノ・マガジン」のような一般雑誌がアーススマートという形でサステナブルの解説をして、SDGs関連の特集を組んでいる事からも、SDGsの意義が多くの人に浸透していることを感じました。 また、このアーススマート企画が扱っている範囲が結構広いことにも感心しました。とりわけ、昆虫食や培養肉について紹介されている事を見て「モノ・マガジン」の真剣さを感じました。培養肉については現在、世界中で多くのスタートアップ企業が取り組んでおり、その動向を自分なりに注視していたのですが、日清食品グループが研究していることは知りませんでした。今後は注目したいと思います。 地球温暖化、気候変動の深刻さを知らされると、果たして脱炭素に向けての取り組み、対策が間に合うのかどうか心配になります。その一方で、人々の意識は変わりつつあり、多くの企業がサステナブルやSDGsに真剣に取り組んでいることを感じて嬉しくなりました。 20世紀は化石燃料をベースにして人類の文明が大きく発展しました。化石燃料のおかげで我々は大きな恩恵を受けている訳ですが、同時に地球規模の問題が生じている事も判明し、21世紀になってようやく人類はその問題解決へと歩み始めました。今世紀は化石燃料に依存した文明からの脱却、転換がテーマになるでしょう。極めて大きな課題、難題ですが、この転換に失敗するとその弊害の規模は底しれません。22世紀に向けて人類の文明を維持、あるいは発展させることが可能か、それとも破滅の危機にさらされるのか、これからの我々の行動次第です。「モノ・マガジン」のアーススマート特集は、我々が、たとえわずかであっても前に進んでいるのだという、希望を感じさせてくれるモノでした。

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