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ダイヤルMを廻せ! 

2022年05月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
『ダイヤルMを廻せ!/Dial M for Murder』。
BSプレミアムで2022年5月25日(水)13:00〜放送。
アルフレッド・ヒッチコック監督が
ブロードウェイの舞台劇を映画化、
グレース・ケリーと初めて組んだサスペンス映画。

キャッチフレーズは、
”夫が仕掛けた完全犯罪の罠とは!?”。

元プロテニスの花形選手だったトニー(レイ・ミランド) は、
資産家である妻のマーゴ(グレイス・ケリー) と
ロンドンのアパートに住んでいる。

トニーはテニスのツアーのために自宅を留守にしがちだった、
それが不満だったマーゴとの夫婦仲は冷え込んでいた。

マーゴはトニーの留守を良いことにアメリカ人の推理作家の
マーク・ハリディ(ロバート・カミングス) と浮気する。

マーゴはトニーと別れてマークと結婚したいと考えていた。
ある日、トニーはマーゴがトニー宛てに書いた手紙を見つけて、
二人の関係に気がつく。

妻の浮気に気づいたトニーは、妻と別れるよりも、
妻を殺害して莫大な資産を手に入れようと考え、
緻密な殺害計画を練り上げる。

自らは実行はせず、かつての大学の同級生で、犯罪歴のある
スワン(アンソニー・ドーソン) に依頼することにする。

後世のサスペンス映画に多大な影響を与えた
「電話」、「鍵」、「ハサミ」などの小道具を登場させて、
密室劇での殺人事件に仕立てています。

殺人の動機は妻の不倫と財産とストーリーの
構成は素晴らしいですね。

私がトニーだったら、マーゴの浮気の証拠は
握っているのだから離婚して、慰謝料だけで満足するのだが、
トニーとしては、美人の妻を他人に渡したくなかってのでしょう。

例のヒッチコック監督のカメオ出演は
トニーの出身大学の同窓会の出席者のひとりとして、
記念写真の中に登場。

製作年は1954年(昭和29年)。

うんちく!
ミステリー形式には2つあります。
1つは、最初に事件が発生して犯人を突き止めていく方法。

もう一つは、「倒叙」と言われる形式で、
初めから事件を引き起こす犯人が登場し、
犯人は判っています。本作はこの方法ですね。

BSプレミアムで土曜日に放送される『刑事コロンボ』が
該当するのでこれを観れば「倒叙」とはが、
一目瞭然で理解出来ます。



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