メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

恩は報いをもとめず 

2022年04月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



宮崎東明の『偶感其の一』、私の一番好きな詩だ。 恩は報いをもとむること無くして自ら喜びと為し 徳は名を求めずして 常に陰に在り 日日忘るる勿れ 謙譲の事 妄心去るべし 亦争心恩は見返りを期待するものではなく、徳は売名のためにするのではない。謙譲の美徳を忘れず、不誠実や人と争そう心を捨て去るべし。「謙譲の美徳」も死語となった感がある。『偶感其の二』は 事起これば 其の源は人に在りと為す 知るべし 総て是れ吾が身より出ずと すべからく能く反省して 真実を悟らば 世界の喧争 忽ち因を去るべし他人と争い事が起きると、相手を責めがちであるが、すべてわが身から出たものと反省し、真実を悟れば、世界の紛争もたちまち原因を取り去って解決するであろう。宮崎東明は、明治22年河内に生まれ、明治、大正、昭和と生き、医業の傍ら漢詩をよくし、昭和44年82歳で亡くなった。明治人の気骨と気概を持ち、清貧、無塵無俗の心に生きた人であった。範としたい。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ