メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

市民ケーン 

2022年04月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『市民ケーン/ Citizen Kane)』
BSプレミアムで2022年4月26日(火)13:00〜放送。
鬼才オーソン・ウェルズが25歳の若さで
初監督、製作・脚本・主演も務めた映画。

舞台は1947年のフロリダの暗く荒廃した大邸宅の
「ザナドゥ城」。

その一部屋で屋敷の主、かつて37の新聞社と
2つのラジオ局を傘下に収めた新聞王の
チャールズ・フォスター・ケーン(オーソン・ウェルズ)が
小さなスノードームを握りしめ、
「バラのつぼみ(rosebud)」という謎の言葉を
残して息を引き取った。

新聞王のケーンの死を取り上げるメディアの人間たちは
ただ表面的にケーンの死を報道するのではなく、
ケーンという人間がどういった人間だったのかなど、
もっと深い部分で報道を行おうと考える。

ケーンが残した「バラの蕾」には
いったいどんな意味が込められているのか?

取材班はトンプソン(ウィリアム・アランド)を中心に
さっそくケーンを知っている人物たちに取材を開始する。

トンプソンはケーンの後見人で銀行家の
サッチャー(ジョージ・クールリス)の日記を読み、
旧友であり新聞社「インクワイラー」での
パートナーでさらにマネージャーだった
バーンステイン(エヴェレット・スローン)や、
ケーンの2度目の妻で元歌手の
スーザンアレクサンダー(ドロシー・カミンゴア)、
執事を務めていたレイモンド等の取材をする。

彼らの話を聞くことで謎の多かったケーンという人物の
人間像が少しずつ浮かび上がって来る。

オーソン・ウェルズと言えば、1938年に
ラジオドラマ「宇宙戦争」を放送。

H・G・ウェルズのSF小説をもとに、
火星人襲来を伝える臨時ニュースや
目撃証言、効果音など、迫真の脚本と演出で
製作されたこのドラマは“本当に火星人が来た”と
パニックになった話はご存じでしょうね。

この結果、ウェルズに映画会社は作品の全権を
任せるという画期的な条件で製作をウェルズに
依頼して、作成されたのが本作。

当時、メディア王として絶大な権力のあった実在の人物、
ウィリアム・ランドルフ・ハーストや
セレブたちをモデルにし、複数の視点からケーンを
回想する語り口で、この映画を作りあげました。

回想シーンで構成されているので、時間軸が
行ったり来たりする展開は、当時としては
画期的な脚本としてアカデミー賞脚本賞を受賞しています。

さて、彼が遺した謎の言葉「バラのつぼみ」とは…?



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ