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ヴェノム 

2022年04月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日、2本目のの映画紹介は『ヴェノム/Venom』。
BSフジで2022年4月24日(日) 19:00〜20:55の放送。

マーベルコミックスに登場する地球外生命体の
キャラクター・ヴェノムが主人公のアクション映画。

サム・ライミ監督版スパイダーマン3部作の最終作
『スパイダーマン3』(2007)に登場しているから
名前をご存知の人も多いでしょう。
2018年11月に観たときの感想文。

冒頭のイントロ部が良かったですね。
宇宙探査から帰還する予定だった<ライフ財団>の
スペースシャトルが、謎のトラブルでマレーシアに不時着する。
しかし、乗組員全員が原因不明の死亡する。

そんな中、一匹狼で敏腕記者の
エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、
人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>が
ホームレスを利用して行っていることを知る。

そこで、恋人である
アン・ウェイング(ミシェル・ウィリアムズ)の
パソコンをのぞき見で得た情報を基に
カールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)に
実験のことを問い詰める。

その行動により、<ライフ財団>に敵視され、
会社をクビになり、それに巻き込まれる形で
アンも職を追われたため、仕事と恋人の両方を失う。

その後、エディは<ライフ財団>の研究者の
ドラ・スカース博士(ジェニー・スレイト)の
内部告発を聞き、彼女の助けでライフ財団に侵入する。

そこで、タールのような地球外生命体の
シンビオートに寄生されてしまう。

それ以来エディはシンビオートの声が
頭の中で聞こえるようになり、
凶暴性や空腹感が日に日に強くなっていく。

”なぁエディ、俺たちが一つになれば、何だってできる。
 もう誰も止めることが出来ない”と、

シンビオートはエディの体をむしばみ、
このまま彼の受容体なることを受け入れれば、
強大なパワーを与えるという取引を持ちかける。

エディは肉体の変化に困惑しながらも、
その力に少しずつ魅入られていく…。

「俺たちは―ヴェノムだ」こうして、
“最悪”の存在、ヴェノムが誕生する。

ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、
そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、
目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。

エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感や
恐怖心を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく…。

キャッチフレーズの
「”何か”が俺に寄生している…」の様に、
この意思を持った生命体との接触により、
エディの体は寄生されて、自分の身体を
乗っ取られるのではなく、“共生”して、相棒となって
人間社会に適応していく過程が面白かった。

監督はルーベン・フライシャー。
P.S
”寄生”と言えば、今のコロナもそうですね。
人間もコロナに寄生されて、
共存するより仕方がないようです。



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