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吾喰楽家の食卓

正月以来の国立演芸場 

2022年03月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

コロナ禍で、古典芸能界も少なからぬ影響を受けている。
国立演芸場や国立劇場も、国の方針に合わせ、休演や観客数を制限して対応して来た。
かつては、週1回ほどの頻度で、落語や歌舞伎を楽しんでいた。
最近は、月1回を目途にしているが、2月は東京の感染者急増で自粛し、チケットが無駄になった。

昨日、国立演芸場3月中席を観たが、正月以来の隼町通いになる。
寄席では、講談を除く落語以外の演芸を色物と呼んでいる。
落語より歴史がある講談に一目置いているのだが、今回のように大勢の講釈師が出演するのは珍しい。
人間国宝で日本講談協会の名誉会長である神田松鯉(しょうり)、弟子の伯山(真打)、同じく鯉花(前座)の3人である。

人気の伯山が出演するから、良い席が取れるか心配したけど、ど真ん中ではないが最前列を確保できた。
開場30分前に国立演芸場に着いたら、満員御礼の立札が出ていた。
そして、制服姿の高校生と、若い女性の姿が目立った。
後で分かったことだが、定員300人の半数近くが高校生だった。

躾の良い学校なのか、高校生の存在が邪魔になることは無かった。
演題を高校生に合わせるのは、止むを得ない。
団体でなくても子供や身体が不自由な人が居ると、その情報は楽屋へ伝わる仕組みだ。
詳細は省くが、伯山の「三方一両損」(落語でお馴染みだが元々は講談)を始め、どれも楽しめた。

   *****

写真
2022年3月16日(水)撮影:国立演芸場

御礼
「次なるマイブームは炒飯?」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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