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過激さで伝説になる作品「愛と憎しみの伝説」 

2022年02月13日 外部ブログ記事
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「愛と憎しみの伝説」1981年 アメリカ 原題:Mommie Dearestフランク・ペリー監督の「愛と憎しみの伝説」は、上映当時は悪評だらけで、ゴールデンラズベリー賞「1980年代最低作品賞」までもらった作品。女優のフェイ・ダナウェイと監督のフランク・ペリーはハリウッドから干されてしまったという。この作品は、女優ジョーン・クロフォードの養女クリスティーナが出版した暴露本『親愛なるマミー』を原作としている。ハリウッドの大女優であるジョーン・クロフォード(フェイ・ダナウェイ)は子供を欲しがりますが流産も何度か重ねて、なかなか授からなかったので養子を貰おうとします。弁護士の恋人の力を借りて女の子の赤ん坊クリスティーナを養女に迎えます。しかし、次第にクロフォードはクリスティーナを虐待し始めるのでした…。主役の女優の演技が大ゲサでほとんどギャグであり、彼女の女優生命を破壊したとか、映画界の内幕の暴露は良識を疑うとかさんざんであったらしいが、とても興味深くみれた作品だ。美貌が年齢を重ねるごとに衰える事へのいら立ち、周りの人間への横暴な態度も描いていて、率直に言ってとても恐くて、それゆえに面白かった。母親と娘というのは、色々な思惑が交差し、けっこう面倒くさい関係があることは色々な本でも読み取れることだが、当映画は母親と養女の物語。こちらも、大女優の母親が相当に屈折している。女優ジョーン・クロフォードの実像はどうなのか。彼女は4回にわたって結婚していて、クロフォードには5人の養子がいる。そのうちの1人は生みの親のもとに戻っている。映画では1945年の「ミルドレッド・ピアース」という映画でクロフォードはアカデミー主演女優賞を獲得した。また、1962年の傑作映画「何がジェーンに起ったか?」にも出演している。なんだか、フェイ・ダナウェイが演じたジョーン・クロフォードは、最初はスタイルが良く綺麗に見えたものの、あまりに私生活のヒステリーぶりがひどく過激なので、しまいにはかつての野村沙知代か占い師の細木数子にダブって見えたきたものだ。また、母親が大女優で娘も女優になりその人生の後を追うような形は、まるで松田聖子と娘の沙也加の関係のようにも見えてきて、この映画は色々な想いが広がっていく。 

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