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蝉しぐれ 

2022年01月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「蝉しぐれ」。
BS日テレで2022年1月27日(木)19:30〜放送。

あの藤沢文学の最高傑作と言われた作品の映画化。
舞台は東北の小藩「海坂藩」(庄内藩がモデルとされている)。
2005年9月に見た時の感想文です。

江戸時代、下級武士の養父によって育てられた
牧文四郎(市川染五郎)。

少年時代(15歳)は剣術道場や塾に通い、
ひとつ年上の小和田逸平(ふかわりょう)や
同じ年の島崎与之助(今田耕司)と仲がよく、
また隣家の娘ふくに不思議と心を引かれながら
穏やか日々を過ごしていた。

彼は父・助左衛門(緒形拳)を誰よりも尊敬していたが、
殿のお世継ぎの世子を誰にするかで藩内に起こっていた
派閥抗争に父が巻き込まれ切腹を命じられる。

謀反人の子としての汚名を着せられた文四郎は、
母を助けながら、質素に暮らしていた。
そこには変わらず彼に接する幼なじみたちの姿もあった。
数年後、牧家は名誉回復を言い渡される。

そんな中、幼い頃から想い続け、
今や殿の側室となっているふく(木村佳乃)が
派閥闘争に巻き込まれていることを、文四郎は知るのだった。

自然の移り変わりと主人公の成長と派閥抗争を
絡めて物語は進行していきます。

庄内の羽黒町松ヶ丘にオープンセットを作り、
1年以上も風雨にさらして当時の雰囲気を醸し出して
いるだけあって作り物でない本物の生活を見るようです。

江戸時代の下級藩士の貧しい営みが、
美しくて厳しい四季の中で
淡々と描かれている映像が素晴らしい。
特に子供時代の文四郎を演じた石田卓也と
ふく役の佐津川愛美が初々しくて良かった。

ストーリーもさることながら、
美しい四季折々の風景は心に訴えるものがあります。
この美しいシーンを見ると
日本に生まれて良かったなぁ〜と思います。
これだけでも見る価値がありました。

キャッチコピーは
”20年間〜、人を想い続けたことありますか”
”私たちがどこかに忘れていた
「日本人の気高さ」が、ここにある。”

NHKのドラマを見ているので、映画とドラマを
混同するところがありますが、藤沢ワールドを楽しめました。

監督は 黒土三男。
主題歌は一青窈の♪♪かざぐるま♪♪。
https://youtu.be/HQLBp29KVRM



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