ひろひろ48

マスコミの忖度?? 

2021年12月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

戦争の危機?いま、ロシア軍10万人の軍がウクライナ近くに展開している。ロシアが、一方的にウクライナに進行しようとしていると。ロシアが大きく侵略された歴史がある:ナポレオンのロシア進行と、独ソ不可侵条約を破ってのロシア進行。いずれも冬将軍と兵站不備失敗?で前線補給ができずに失敗。その歴史があるので、モスクワからわずか500KmのウクライナがNATOに参加してミサイル攻撃部隊が配置されたら、危機感を持つのは無理もない。EUがウクライナをNATOに参加させるのを無理しなければ、対立も激化しないのかもしれない。
日本のマスコミは、こうしたことをちゃんと伝えていないきがする。
安倍元首相や自公政権が、民主党が政権を取った政治を、悪夢の民主党政権というし、マスコミもそんな風潮。「民主党」自身がきちっと反論できていない。当時の民主党って、そんなにひどかったのか?ごく一部の議員を除き、いまの自民党よりも考え方に大きな違いはなかった。最後の首相、野田首相がひどかったかというと、赤字国債を減らす名目で消費税上げる合意のため、解散し総選挙を行った、愚行、自殺行為を除いて、それほどひどいことはしていない。多少党内部でもめてはいたが、自民党ほどの幅はなかった。しかし、一部の有力な議員の裏切り的な行動で「民主党」は、内部もめで信用できないと、レッテルを張られたようだ。それに反論できなかった当時の「民主党」もダメだったが。
で、コロナ禍での安倍元首相と、東日本大震災での菅(かん)元首相のリーダーシップについて、比較検討した本がでたので、新聞の書評を紹介します:
「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」尾中香尚里著:報道で差がついた二人の評価by 江上剛(作家)
安倍元首相の新型コロナ対策は最悪最低だった。何もかもが後手後手で、国民に犠牲を強いただけだった。揚げ句の果てに病気を理由に2度目の政権投げ出し。だが、安倍氏より低評価なのが、東日本大震災による原発事故の責任者だった菅直人元首相だ。現地に乗り込み現場を混乱させたとか、とかく悪評ばかりだった。
著者は新聞記者として、原発事故における菅政権の対応を取材する立場にあった。本書では二人の発言や行動を克明に比較することで国難におけるリーダーのあるべき姿を追求している。そこから浮かび上がったのは「菅氏は危機を大きく捉えたのに対し、安倍氏は小さく捉えた」などの違いである。
原発事故に際し、東電は矮小化しようとした。そこで菅氏はやむを得ず事故現場に直行したのだ。危機の際は、正確な情報入手と適切な指示のために可能な限り情報ラインを短くすることが原則である。その意味では菅氏の行動は間違ってはいなかった。また現地を見舞った際、被災者から「もう帰るんですか」と叱責を受けたことが報道され、国民に無慈悲な首相との印象を与えた。しかし、実は菅氏はその場に残り、被災者と対話を続けたという。
著者は原発事故における「菅試験の対応について、冷静に評価できるものを世に問う」ために本書を上梓した。発言、行動に対する比較検証、分析は情緒に流されず冷静、公平である。その結果、危機におけるリーダーとして菅氏に軍配が上がるのだが、評価は低く、安倍氏は再度の復権に意欲的でさえある。菅氏を貶めるようなバイアスがかかった当時の報道が、二人の評価の差になったのではないか。
菅氏が文科相と連名で発信した小学生向けのメッセージを紹介している。被災地のみならずそれ以外の地域の子どもたちにも心底から呼びかけており、胸が詰まる内容である。コロナ対策で安倍氏は全国一斉休校を実施したが、子どもたちに心を込めたメッセージを送ったのだろうか。寡聞にして私はしらない。
<引用以上>

当時の新聞、マスコミの報道で、ぼくは誤った印象を菅氏に抱いてしまった。たしかにあのころの民主党内部のこともあり、あまりいい印象はもっていなかった。そのあとの野田首相がひどかったし。この本が真実ならば、菅氏に謝らなければいけない。当時の民主党にもあやまらなければいけない。当時の新聞、テレビ報道、その後の自公の民主党攻撃に怒らなければいけない。コロナ禍で大きの亡くなった人に自公政権は責任がある。うやむやにしてはならない。とりわけ安倍元首相、菅(すが)元首相の責任を問わなければならない。もちろん、マスコミの忖度報道、偏向報道にも怒らなければならない。



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