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たかが一人、されど一人

良い夫婦 

2021年11月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 今日は「勤労感謝の日」と言うことでまた休日のようだ。サンデー毎日だから関係ないが、昔から秋の収獲が一通り終わって一休み、と言うことだろう。幸いコロナ禍は奇跡的に激減している。昨日荒れていた天気も回復しているので、我もあやかって昼から一杯飲んだりしてみた。独居しているとどうしても思考が停止するのか、さもなければなんだか狭い世界の中を堂々巡りしているよう状態になってしまう。何とかして、気分を変えてこの状態から脱却したいが、一人で軽い昼酒を飲んだくらいでは解決が難しい。どうしても遠い山のこと、或いは遠い昭和の時代に思いが及んでしまった。帰りに書店で本を漁ったが、手にする本は全て小難しい本ばかり、面白そうな本が分からなくなっている。結局何も買わずに書店を後にした。後で娘に電話でもして、面白かった本を送ってもらうことしようかなんて考えている。一日々々を大切に、愉快に楽しく過ごしたいが、暇に任せてネット囲碁をするのがいけない。負けが込んで精神衛生に極めて悪い、暫くこの悪習を断った方が良いかも知れぬ。同居人が居ないということは気分転換の難しさをもたらしている。現在は3組に1組は離婚すると聞いたことがあるが、この人達の気持ちが分からない。他に愛人ができて離婚するならまだしも、その当てが無いのに離婚する特に男たちは本当に馬鹿としか言いようがない。浮気をしたり夫婦喧嘩をしたりしても、夫婦は簡単に離婚しちゃいけない。数多い人間だから、中には離婚してハッピーになった人もいるかも知れぬ。しかし知る限りの友人では、そうでない人のほうが多いような気がする。たまたま昨日は11月22日の語呂合わせで「よい夫婦の日」だったとのこと。今更ながらだが、家内が居たら二人で祝杯を上げて居ただろう。見合い結婚だったせいもあるが、夫婦の絆は年齢が進むにつれて強くなっていったような気がする。娘二人は、二人共自分で旦那を見つけてきたから所謂恋愛結婚だ。家内は最初の顔合わせの時から旦那に向かって宣言をしている。「私は何も保証しませんから、後になってダメ出しは無しにしてください。」どんなに好き同士が一緒になっても夫婦喧嘩は必ず起きるとしたものだろう。娘が家を飛び出して帰ってきたこともあるが、その時には一晩泊めてやったように記憶する。しかし「あんたたちが自分で決めた道じゃないか。互いによく反省しなさい。」と翌日には送り返したものだ。喧嘩の理由なんかは聞いたことはないが、互いに好きになっている最中は「アバタもエクボ」だろうが、そりゃいずれはアバタはアバタと言うことに気がつくのは当たり前だ。お惚気を言わせて貰えば我々は完全見な合い結婚、互いに共通していた考えは「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」「男の顔なんて後ろ前さえ分かれば十分」だった。

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