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たかが一人、されど一人

経済問題 

2021年11月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 ま、コロナ禍のせいばかりではないだろうが、日本の経済が世界先進国の中でかなり遅れを取り始めてしまったことは多くの人が認めるところだろう。勤勉を旨とする日本人だから、何れは遅れを取り戻して経済大国になる日が来るかもしれぬが、どう考えてもこちらの息があるうちは無理のようだ。今朝観たテレビ番組「羽鳥慎一のモーニングショー」で納得した。大型番組だが観たのは、現在産業界に大きな影響を与えている半導体不足に関する解説部分。題して「半導体不足で車・PC・ゲーム機が作れない!」「台湾メーカーの熊本新工場に4000億円を政府出資」45分近い大型コーナーだった。ゲストは津田健二氏(国際技術ジャーナリスト)、阿部敏樹氏(34歳の若者で社会起業家とwikiには紹介されている)の解説も分かりやすく説得力があった。要するに明治から連綿と続く日本の体制、即ち産業もこの官僚体制にガッチリ組み込まれているので、一旦世界トップにのし上がった産業でも結局は体制の支配下の組み込まれてしまう。するとその産業は完全に保守化せざるを得なくなって成長が止まる結果になる。その間に世界は目まぐるしく変化して成長が止まった老大国として哀れを止めることになってしまった。半導体だけならまだしも、次に来る産業は何か?を考える力は指導力を持つ官僚にも、ましてや政治家には全く期待できない。どんなに優秀な官僚でも、体制内に置かれてしまえば、将棋の藤井聡太竜王のようにAIを研究し尽くして自分のものする努力なんて期待すべくもないことは明らかだ。一口に半導体問題と言っても、日本が世界に覇を唱えた時代の半導体と現在不足で世界中が困っている半導体とは同じではない。表現が適切かどうか分からぬが、寿司とチャーハンくらいの差がありそうだ。4000億円の税金を投入して台湾企業を(略称:TSMC)を誘致すること自体は日本に必要かもしれぬが、当面の金銭的利益は結局台湾に差し出すことになる。それでも他に手が無い程日本は遅れているということらしい。要するに日本の指導者層は大勢の動きを解析する力も、先を見通す能力が著しく欠けていると言うことらしい。ではこれをどう改善してくかだが番組の結論は、結局子供の教育が問題だということに落ちついた感がある。ここの見直しから始める必要性に落ちついたのは結構だと思う。従ってその結果を見ることが出来ないと言う訳だ。

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