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たかが一人、されど一人

北陸の山紀行 

2011年09月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日一昨日と又山に行ってきた。今回は北陸の白山である。石川県出身の青年が日本3大霊山の一つだからと誘ってくれた。小生にとって山は全て霊山のようなものだから、3大霊山だからと言われて、特に気持ちが動いたわけではない。折角誘ってくれたのだから付き合おう、てなことで大分前に諸々の予約をしてあった。先週末の天気予報で、好天が望めないことがはっきりしていたが、同行の青年が行くと言うので同意して決行した。結果的には登山の楽しさを満喫とはいかなかったが、悪い事ばかりでもない。この山、標高的にも位置的にも登山気分が堪能できそうな絶好のポジションに位置している。多分普段は登山客で相当な混雑をして当たり前だ。ところが今回は、混雑の全く無い貸切状態が続いた。先ず金沢から登山口までの1日1本しかないバス(季節運行で現在は土日祝日のみ)の乗客は我々二人だけ。しかもこのバス、珍しい事に車掌が乗車している。1時間半以上も掛かるので、乗務員二人と客二人、トイレ休憩を挟んで和気藹々だった。山小屋は750人収容と大変な大きさだったが、宿泊客は7人。悪天候の登山だったので、乾燥室(精々6畳間程度のものだろう)が独占に近い状態で使用できたのが有難かった。この乾燥室、温風の吹き出しが大きくて強いうえに、早朝から運転してくれた。2日目の朝飯前に山頂往復したのだが、めちゃくちゃな荒模様で、靴を脱いで逆さに振ると下に水溜りができるほど濡れてしまった。下山の際又これを履くかと思うと気が重かったのだが、強力な乾燥室のおかげで出発の8:45までに、着るものは殆ど乾くし、靴の中も相当乾かすことが出来た。とは言っても、お昼に登山口まで下山してきたら元の木阿弥であったのは勿論だ。帰路は同行の青年がインターネットで見つけたそうで、登山口から小松空港まで乗り合いタクシーなるものを予約しておいてくれた。これが又8人乗りのバンに乗客は二人だけ。運転手さんも気の好いオッチャンで、途中にちゃんと温泉時間45分まで見込んでくれている。場所は市ノ瀬温泉の何とか旅館だった。如何にも鄙びた温泉で、木の香漂う浴室に二人きり、頭のてっぺんからつま先まで十分に温まって、さっぱりすることが出来た。因みに行きのバスが2千円、帰りの乗り合いタクシーは3千3百円、どちらも会社は間尺に合わなかった事だろう。帰りの飛行機が飛ばないとやばいと思ったが、これも15分遅れただけで無事帰京。10年近く飛行機に乗っていなかったので、飛行機そのものや空港の変わりようも珍しく、羽田から池袋に直行のバスがあることも初めて知った。他にも山小屋で相部屋になった3人が面白かったというか、特筆に値する。先ずメインの男女二人、二人とも50歳にはなっていないと思うが夫婦でないのは明らか。何でも広島と熊本の人らしい。彼等は地元の山岳ガイド(60歳前後)を同行している。初日はたっぷり時間が有ったので、最初は山岳ガイドに登山に関する事を教えてもらっていた。夕食を済ませてから、客の方とも話をし始めると、このお客さんもお話が上手で世相百般に渡る。内容的には賛同しかねる人もいそうな雰囲気もあるので、具体的には書かないが兎に角面白かった。更に不思議なのは、山に関してはそんなに経験がないのではと思われたが、どうも霊山周りをしている様子である。と言っても普通の山岳宗教の行者でもない。結局二日目の朝、我々はゆっくり起きて下山するつもりになっていたところ、4時起きになったのはこの同室になったお客のせいである。ガイドさんを急き立てて、山頂の奥宮を目指すとの事。ガイドさんも行くと言うので、我々も同行させてもらい、結局山頂を踏むことが出来た。おまけに、山頂で祝詞におつきあいしたら、この山の神様があなたの体の悪いところ「前立腺肥大」を治してあげると仰ったとの有難い仰せ。更に、これから神事が行われるので、先に帰って食事をしてくださいとの事。しかも、ガイドさんが途中まで送って下さると言う丁寧さ。何とも不思議な体験だった。山行きの詳細は下記をご参照願います。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-135436.html

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