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映画が一番!

鉄道員(ぽっぽや) 

2021年10月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

昨日の2022年ワールドカップ(W杯)の
アジア最終予選で、日本はオーストラリアに
2―1で勝って、2勝2敗となり勝ち点6となった。

森保監督率いる日本チームは何とか、
土俵際で踏みとどまったようです。
しかし、ハラハラしてスリルはあったが、
余裕を持って、観られるように頑張って欲しい。

今日の映画紹介は「鉄道員(ぽっぽや)」。
BSプレミアムで2021年10月13日(水)13:00〜放送。

原作は浅田次郎の直木賞受賞した同名の小説。
1999年(平成11年)に降旗康男監督が
高倉健主演で映画化した人生ドラマ。

何度も観ているのに、同じ場面で涙ぐむ自分がいます。
不思議です。

キャッチコピーは
”1人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、
 男は駅に立ち続けた…”。

北海道の幌舞線の終着駅幌舞の
駅長・佐藤乙松(高倉健)は、
鉄道員(ぽっぽや)一筋の人生をおくって来た。

妻の静枝(大竹しのぶ)との間に授かった一人娘を
亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、
彼はずっと駅に立ち続けてきた。

その幌舞線も今度の春で廃線に決定。
その最後の正月、かつて乙松と共に機関車を
走らせていた同僚で、今は美寄駅の駅長の
杉浦(小林稔侍)が
乙松を訪ねて幌舞駅へやってきた。

彼は、乙松に再就職を勧めにやってきたのだ。
しかし、その申し出を受け入れようとしない。
やがて、終電が終わるとふたりは酒を酌み交わし、
懐かしい想い出話に花を咲かせるのだった。

数々の出来事が、乙松の脳裡に蘇っていく。
一人娘の雪子の誕生と死、炭坑の町として幌舞が
賑わっていた時の機関士時代の苦労、
愛妻だった静枝の死などが。

鉄道の廃線、自分の定年と時間は容赦なく
過ぎ去っていく現実に、今までの人生を振り返る乙松。

彼の前に現れる、乙松が望む3人の少女の幻想。
特に、成長した雪子(広末涼子)との会話に
涙がボロボロでした。

健さんが口はいつも真一文字に結んで、自分に厳しく、
感情に流されない男を演じているので、
一段と心に響きます。

映画の中で流れる♪♪テネシーワルツ♪♪は
https://youtu.be/D425u8w1qbc
健さんの元夫人の江利チエミを映画の中の妻(静江)と
同様に故人を偲んでいたのでしょう。

撮影が木村大作なので、厳しい冬の雪景色が
画面を通して美しさと冷たさが伝わって来ます。

当時、健さんは67歳。
零下20度の中での撮影なのに表情を変えずに
制帽を目深にかぶり、背すじを伸ばし、
極寒の駅に立ち続ける姿に心を打たれます。

雪の夜で始まり、雪の朝で終わる構成は
見る者に、何か暗示しているようです。

P.S
去年3月に亡くなった志村けんさんも、
吉岡肇役で好演しています。

その役は閉山した筑豊(福岡県)の炭鉱から、
石炭が掘れるからと幌舞へ移住してきた
期間工の炭坑夫役です。

酒癖が悪く妻と別れて、息子の敏行を満足に
育てられなかったのを苦にしながら、
幌舞炭鉱の事故に巻き込まれ帰らぬ人となる。



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