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動乱 

2021年10月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

米プリンストン大の真鍋淑郎さん(90歳)が
ノーベル物理学賞の受賞のニュース。

彼のコメントの中に
”自分が好奇心を持つような研究をやることが大切だ”との
言葉があったが、我々、凡人には研究は無理だが、
何事にも「好奇心」を持つことは大切ですね。

私も旺盛な「好奇心」はあるが、途中で目移りして
何をやっているのか判らなくなって、中途半端になるのが
欠点だと自分で思っています。皆さんはどうですか?

今日の映画紹介は「動乱」。
BSプレミアムで2021年10月6日(水)13:00〜放送。
高倉健と吉永小百合の初共演が話題となった、
3時間31分の2部構成となるドラマ。

キャッチコピーは
”男が男であった、女が女であった…。
           時代とは、愛とは”。

第1部「海峡を渡る愛」、
第2部「雪降り止まずは」の2部構成。

五・一五事件から二・ニ六事件と激動の中の五年。
愛の行方は誰にもわからない…。
高倉健と吉永小百合の初共演の映画。

第一部「海峡を渡る愛」。
昭和7年4月、仙台連隊。
宮城啓介大尉(高倉健)が隊長をつとめる中隊の
初年兵・溝口(永島敏行)が脱走した。

姉の薫(吉永小百合)が貧しさから千円で
芸者に売られようとしていたからだった。

溝口は捜索隊の上司を殺し、銃殺刑になる。
宮城は薫に千円を香典として渡す。

一方、一部の海軍将校と陸軍士官候補生らが
五・一五事件を起こすがクーデターは失敗に終り、
陸軍内部の皇道派と統制派の対立を激化していく。
この影響で宮城は朝鮮の国境守備隊へ転任を命じられる。

官城は将校の接待の席で、芸者になった薫と再会する。
数日後、薫が自殺を図るが宮城は薫の命を救う。

第二部「雪降り止まず」。
昭和10年10月、東京。
宮城は第一連隊に配属になり、薫と共に居をかまえた。
しかし、二人の間にはまだ男と女の関係はなかった。

官城の家には多くの青年将校が訪れ、
“建設か破壊か”と熱っぽく語り合っていく。
憲兵隊の島謙太郎(米倉斉加年)は
そんな宮城を監視していた。

宮城は薫と伴に訪れ皇道派の
恩師・神崎中佐(田村高廣)を訪れる。
神崎の家庭の幸せを見て、薫は
”私の体は汚れているから抱けないんですか”と
宮城を責めるのだった。

一方、宮城は神崎との話し合いで、
”やるべきときが来た、国軍を腐敗させた原因は
統制派だ、水沼閣下(天津敏)は自分が切る”と決意。

しかし、神崎は
”水沼は自分が切る、宮城は青年将校をひとつに
まとめることに専念してくれ”と言う。
そして数日後、神崎は水沼の暗殺を果たす。

昭和11年2月25日、決行の日。2.26事件勃発。
昭和初期は経済と政治と軍事が混乱していた時代の、
芸者だった女と軍人のプラトニックラブの物語。

でも、宮城が薫が好きなのに、なぜ抱いてやらないのか
彼の心理状態が今一、理解出来なかった。

監督は森谷司郎。
1980年(昭和55年)制作。



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