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傷ついたことがあるのだろうか母の人生 (9/11) 

2021年09月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 今日は、キュ〜テンイチイチです。毎年なにがしかを書こうと思いつつ、母の誕生日なものだから、母のことを書いています。そして、やっぱり今年も。
 母が生まれた昭和6年は、9月18日(母が生まれた1週間後) に、 柳条湖事件(満州事変)が勃発し、戦争とファシズムの時代への転換期になりました。ミュージカル「李香蘭」に「チュイパ〜」と言うナンバーがありますが、満州事変のことです。いつまでたっても中国が日本を許してくれないのはとても悲しいことですが、この事件のことを思えば、母や私のせいではありませんが、おろかでひどいことをしたものです。
 母は、蹄鉄屋さんの3男6女の末っ子(男子が1人子供の頃に亡くなっている)です。貧乏だけれど、兄弟にもかわいがられて育ったようです。祖母は、子守に来たら学校に行かせてやると言われて、秋田からやって来たけれど、約束は果たされなかったそうで、ひらがなしか読めませんでした。おしんやおちょやんの世界です。母は祖母が45歳で産んだので、私の知るばあちゃんは、すっかり腰が曲がった、まさしく老婆でした。
 鍛冶屋の祖父は早くに亡くなったので、私は全く知りませんが、母の宿題の紙に釘を包んで捨ててしまうような人で(悪口じゃないよ)、そんな家庭環境だったにもかかわらず、長兄に女学校に通わせてもらい、代用教員になりました。そして父と出会いました。教員時代に同僚の音楽教員にピアノを習い、お育ちの良い人に見えなくもありませんでした。
 朝ドラ「モネ」は、リコさんが自分に無いのは傷ついた体験で、だからダメなんだと言うくだりがありました。傷つく必要なんてない、と落ち着きましたけど。母は、傷ついたこと(傷ついたと感じた体験)があったのだろうか、と思うことがあります。傷ついたことが無いと、人の心の痛みがわからない・・・と言うのはおかしいです。傷ついたことが無い人は、だから人にはとても優しいのです。母の心の中が私にわかるわけありませんが、母はそんな人に見えました。
 それは私も同じです。自分が、とんでもなく傷ついたことは無いと思っています。道新朝刊の「ぴよちゃん」が大好きですが、特に他人とは思えないのは、蘭ひみこちゃんです。ひみこちゃんの思考回路は、手に取るようにわかります。
 母と同い年の有名人を探してみました。チョイスは、私個人の独断と偏見です。
八千草薫・海部俊樹・中村八大・ 有吉佐和子・久我美子・小松左京・エリツィン・ジェームズディーンィン・高倉健・日下武史・ゴルバチョフ・篠田正浩・宮川泰・円谷一・曽野綾子・宇津井健・いかりや長介・大村崑・勝新太郎・山本富士子・谷川俊太郎etc.

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