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陽のあたる場所 

2021年09月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は9月9日、「重陽の節句」。
中国では奇数のことを陽数といい、縁起がよいとされ、
なかでも最も大きな陽数「9」が,
重なる9月9日を「重陽の節句」としています。

と、言うのはさておいて、9日と言えば、
私の頭に浮かぶのは「唐津くんち」。

「くんち」とは九州の方言で9日のこと、
収穫を感謝して行われる秋祭りで、
勇壮な曳山の巡行を想い出します。

今日の映画紹介は『陽のあたる場所/A Place in the Sun』。
BSプレミアムで2021年9月9日(木)13:00〜放送。

資本主義社会を痛烈に批判した、
セオドア・ドライサーの代表作「アメリカの悲劇」を、
ジョージ・スティーブンス監督が再映画化。

母子2人きりの貧しい家に育ち、ホテルでボーイをしていた、
ジョージ・イーストマン(モンゴメリー・クリフト)。

出世欲の強い彼は水着製造工場を経営している
伯父のチャールズ・イーストマンのもとで働くことに。

彼は伯父の家で社交界の花の
アンジェラ(エリザベス・テイラー)と出会い、惹かれ始める。

また一方で、同僚のアリス(シェリー・ウィンタース)と
親密になる。そして彼女はジョージの子を身籠もった。

だがパーティーで再会したジョージは、
”会った時から好きだった、もしかしたら会う前から好きだった”
とアンジェラに告白し、互いに強く惹かれ合い関係を深めていく。

アリスの存在が煩わしくなってきたジョージは、
彼女の殺害を謀るのだったが…。

端的に言えば、男女関係のごたごたで、
三角関係の末に殺人というお決まりのストーリー。

だが、名監督に手に掛かれば、
エリザベス・テイラーのかれんな美しさ、
薄幸な女性を演じるシェリー・ウィンタースの名演技と
一つ一つのシーンやショットに妥協を許さないと
言われるだけに、画面に引き込まれますね。

ジョージ・スティーブンス監督は
本作でアカデミー監督賞を受賞。
続いて1953年、西部劇の名作『シェーン』を、
そして1955年、ジェームズ・ディーンの遺作となった
『ジャイアンツ』で2度目のアカデミー監督賞を受賞。



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