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ボタンを押せば済む時代 

2021年08月03日 外部ブログ記事
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今日友達が、「リモコンのスイッチを入れたはずなのにテレビが付かない!よく見たらクーラーのリモコンだった。」
そしたら他の人が「良くあるよ。家の中にリモコンがありすぎるから・・・。」大笑いしたが、確かにテレビをつけるのも、チャンネルを変えるのも、消すのもボタン。
今では人生はボタンを押せば済むようになっています。
養老孟司さんが著書「逆さメガネ」の中で、教育という題材を通して、ものごとの見方や考え方を述べたものがあります。
昔は洗濯をするのにまずタライに水を張り、洗濯板を使って手でこすった。
いまは全自動洗濯機。掃除は掃除機、風呂は自動的に沸く。
これじゃあ子どもが体を使うことを覚えるはずがない。だから躾ができない。
躾というのは体の使い方だから・・・。
自分の手を動かす。これは脳からの出力だ。
そうすると手の動きが「目に入る」。これは脳への入力だ。
それを見てまた手を動かす。そうすると手の姿形が変わる。
世の中の常識が逆さまになっているときには、普通の人と違う「逆さメガネ」をかけて考えることも必要だという事。
脳の中で入出力を繰り返す。これが「考える」ということであろう。
たとえば、字を書くこと。これは自分の手の動きを自分で見ながら入力と出力を繰り返す仕事です。
正しい鉛筆の持ち方を教えるのも立派な「躾」です。
毎日の学習習慣をつけるのも読書習慣をつけるのも、結局はすべて「体の使い方」ですから、それらもすべて「躾」であるということです。
「基本的な体の使い方」を教える。そのことを「体の初期化」と名付けます。
幼児教育の目的は、「頭の初期化」と「体の初期化」を並行して行なうことです。
十分に初期化された頭と体は、小・中・高時代の健全な生活を必ず保証します。
少子高齢化、教育現場の荒廃、食料自給率の極端な低下、エネルギー事情の悪化、年金制度の破綻、犯罪と自殺の増加。日本の社会はこれからどうなっていくのでしょうか?
体をどう考え、どう使うか。
みんなで考え行動していかないといけない問題でしょうが、なかなか難しいテーマです。
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