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クイーンS 血統考察 

2021年07月28日 外部ブログ記事
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?クイーンS(G3)血統的考察先週のアイビスサマーダッシュ(G3)は、抜群の手応えで好位を追走した◎オールアットワンス(1番人気)がライオンボスとの一騎打ちを制し、初の重賞タイトルを獲得した。3歳牝馬は51kgと斤量面の恩恵が大きいため、過去のレースを振り返っても高確率で馬券圏内に食い込んでいる。今年もそのデータは健在だった。父マクフィは日本軽種馬協会静内種馬場に繋養中。現在、欧州中距離路線のトップクラスで存在感を示しているミシュリフ(仏ダービー、ドバイシーマクラシック)は、マクフィ直系の孫にあたる。マクフィの父ドバウィはヨーロッパを代表する大種牡馬で、これまで多くの名馬を送り出している。意外なことにオールアットワンスは、この系統初のJRA重賞勝ち馬となる。さて、今週はクイーンS(G3・芝1800m)。以前は逃げ馬天国のレースだったが、このところ逃げ馬の成績は振るわず、過去10年間で逃げ切り勝ちを収めたのは17年のアエロリットだけ。さまざまな脚質が馬券に絡んでいる。ただ、今年は例年行われる札幌競馬場ではなく、少しコーナーがキツい函館競馬場なので、同じ傾向が当てはまるとはいえない。先週日曜日の函館芝は、前に行った馬が有利な傾向が見られたので、馬場のバイアスには注意を払いたいところ。年齢的には3歳馬と4歳馬が有利で、年齢を重ねるにしたがって連対率が低下していく。ただし、今年は3歳馬の登録がない。したがって4歳馬に注目したい。前走G1に出走していた馬は強く、過去10年間で5勝、2着4回。格の高いレースで揉まれてきた馬は上がり馬よりも信頼できる。今年、前走がG1だった馬は、シゲルピンクダイヤ、テルツェット、マジックキャッスルの3頭。いずれもヴィクトリアマイル(G1)からの参戦で、同レースの着順は5、14、3着だった。【マジックキャッスル】は「ディープインパクト×シンボリクリスエス」という組み合わせで、兄弟にソーグリッタリング(エプソムC-2着)、ソーヴァリアント(弥生賞-4着)がいる。母方にフェアリーキングを持つディープインパクト産駒は成功しており、連対率30.6%、1走あたりの賞金額495万円は、ディープインパクト産駒全体の23.9%、342万円を大きく上回る。ハープスター(桜花賞)、ジュールポレール(ヴィクトリアマイル)、コントラチェック(重賞3勝)、サトノガーネット(中日新聞杯)といった重賞勝ち馬が出ており、とくに小回りコース、ローカル競馬での成績がいい。本馬はその1頭で、ここ4走、秋華賞(G1)2着、愛知杯(G3)1着、阪神牝馬S(G2)2着、ヴィクトリアマイル(G1)3着と、いずれも牝馬限定戦ながら馬券圏内に食い込んでいる。前々走の阪神牝馬Sは、最後の直線で馬群を縫って追い上げるロスがあり、それでいて上がり3ハロンがメンバー中最速(32秒4)だった。前走のヴィクトリアマイルは、女傑グランアレグリアが4馬身突き抜ける圧勝だったが、2着ランブリングアレーとはクビ差だった。ここにランブリングアレーは出走してこないので、この馬が最上位評価となるのは妥当だろう。どんなコースでも最後は確実に伸びてくるので信頼性が高い。【テルツェット】は「ディープインパクト×デインヒルダンサー」という組み合わせ。母ラッドルチェンドは現役時代に未勝利に終わったものの、リアルスティール(ドバイターフ)とラヴズオンリーユー(オークス、クイーンエリザベス2世C)の半姉にあたる良血。したがって、テルツェット自身はこの兄妹と4分の3同血の関係(父が同じで母同士が親子)にある。通算成績は7戦5勝。昨年8月、1勝クラスの村上特別(芝1600m)を勝ってから4連勝でダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を制覇した。このレースは後方追走から外を回って追い上げ、直線で鋭く突き抜けた。前走のヴィクトリアマイルは14着。ダービー卿は身体が減らしながら牡馬相手のタフな競馬となったので、その反動もあったのかもしれない。今回は間隔が空いたので調整面の問題はないだろう。デインヒルを抱えたディープインパクト産駒はマイル戦の成績が良好なので、1ハロンの距離延長が鍵となる。【ドナアトラエンテ】は「ディープインパクト×ベルトリーニ」という組み合わせで、ドナウブルー(関屋記念、京都牝馬S)、ジェンティルドンナ(ジャパンC、有馬記念、ドバイシーマクラシック、牝馬三冠)の全妹にあたる。東京でも中山でも好走しているように馬場の形態は問わないタイプ。前走の福島牝馬S(G3)はハナ差2着と惜しい競馬だった。このレースを勝ったディアンドルは続くヴィクトリアマイルで4着だったので、能力的に信頼できる。週末まで雨が降らず、良馬場が期待できるのは何より。能力を出し切れば勝ち負けに持ち込める。【シゲルピンクダイヤ】は「ダイワメジャー×ハイシャパラル」という組み合わせで、シゲルピンクルビー(フィリーズレビュー)の半姉にあたる。母は欧州血統で構成されているので洋芝は合う。母方にサドラーズウェルズを持つダイワメジャー産駒は大物が目立ち、なおかつ「ダイワメジャー×ハイシャパラル」はアマルフィコースト(阪神牝馬S-2着、京都牝馬S-3着)と同じ。詰めの甘さが見られる血統ではあるが、それだけに小回りコースの函館は合うだろう。【フェアリーポルカ】は「ルーラーシップ×アグネスタキオン」。これはサンリヴァル(皐月賞-2着)やヴァンケドミンゴ(七夕賞-3着)などと同じ組み合わせ。フェアリードール牝系にキングカメハメハ系種牡馬、という配合はトゥザグローリー、トゥザワールド、トーセンビクトリー、クラージュゲリエなど多くの活躍馬が出ている。ルーラーシップ産駒は函館芝1800mで連対率30.6%。2011年以降、当コースで産駒が20走以上した33頭の種牡馬のなかで第2位という優秀な成績だ。1800mはベストディスタンスで、昨年春に中山牝馬S(G3)と福島牝馬S(G3)を連勝した。昨年のこのレースは6着だったが、馬体重が18kg増で体調面がベストだったとはいいがたい。ここ2走はダートに鞍替えして4着、4着だが、度外視できる。父ルーラーシップと相性抜群の函館芝1800mなら一発があっても不思議はない。

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