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ひろひろ48
人新世の時代に生きる
2021年07月25日
テーマ:テーマ無し
「人新世」気候温暖化だけでなく、すべての地球環境に
人類の行動が影響し、地球を破壊する地層学的な時代に入ったことを示す言葉。地球環境や格差の問題が顕在化し、国連レベルで対応策が検討され、国連で目標として定められたSGs、持続可能な目標が、各国、企業活動の行動基準として決められてきている。資本主義の限界も言われて久しいが解決には、遠いのが現状。だが、もう待ってはいられない状況であることは疑いもない。
斎藤幸平さんの「人新世の資本論」は、参考になる考え方かもしれない。経済学ではないが、啓蒙的なものとして台湾のオードリー・タンさんの「自由への手紙」は考え方、心のあり方での自由を考える素晴らしい本。
もっともっとたくさんの考えの本が出版されてきている。その中で、政治経済は変えられないかもしれないが、啓蒙的な意味で、1936年生まれ筑波大名誉教授、今年2021年4月に逝去された科学者、村上和雄さんの「遺書」ともいえる著作「コロナの暗号」は、いいと思う。その書籍の広告から:
私たちは何を間違えてしまったのか?コロナも東日本大震災も、想定外ではすまされない。
謙虚でつつしみ深い態度があれば、科学と技術は人間の心の成長に見合った形で適正に進歩し、持続可能な共存社会をつくるために役立つはずです。
パンデミックは人間が自然や動物を軽視したことが原因。
実用的な科学や技術に偏ると人類の将来が危うくなる。
「人類ファースト」から「地球ファースト」へ。
いくら科学が発展しても、遺伝子や細胞は生み出せない。私たちは生きているのではなく、生かされている。
などなど。。
考え方、価値観は行動につながる。
過ぎたる欲望が、過去の多くの文明を滅亡させてきている。地球の回復能力を超えた人新世の人類の欲望は、地球と人類を滅ぼすかもしれない。
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