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たかが一人、されど一人
読後感「中国が宇宙を支配する日―宇宙安保の現代史―」 青木節子著
2021年07月21日
テーマ:テーマ無し
月刊文藝春秋8月号に大型特集『中国共産党の「野望と病理」』があって、その中で著者の寄稿文『宇宙を支配する「量子科学衛星」の脅威』に興味を惹かれた。理数系は全くの音痴で、そもそも量子とはなんぞやである。物体を砕いていくと分子から原子くらいに辿り着くらしいことがおぼろげに分かっているような分からないようなだ。量子とはどうもその範疇ではないらしい。wikiによれば、「量子力学」と言いう言葉が現れ「微視的な物理現象を記述する力学」と書かれている。当然これでも何も分からないが、著者によればこれを利用した暗号はスパコンでも解読不可能とされてるらしい。分からないことが多いのは喜ばしいことなので、文春への寄稿からの興味で本書を読んでみた。中国の野望が脅威であることは雑誌で読んでいたので第1部「宇宙大国」中国の実力はスムーズに読み終わったが、第2部の「超大国」の主戦場としての宇宙、 第3部の日本の宇宙政策が面白かった。高校の後輩にJAXA(宇宙航空研究開発機構)で小惑星探査機「はやぶさ」運用の主任を務めたエンジニアが居て、同窓会で講演してもらったことがあった。2010年6月、小惑星「イトカワ」の表面物質搭載カプセルを地球に持ち帰ることに成功した直後のことだ。その時宇宙とは面白い、きっと自由で限りない夢があると感じたし、今年は又宇宙旅行の当たり年で、ヴァージン航空のリチャード・ブランソン氏とアマゾンのジェフ・ベゾス氏が立て続けて宇宙旅行を体験し、イーロンマスク氏も年内には行くらしい。松山千春歌手の歌の文句ではないが、果てしない大空には大きな夢や幸せがあると思っていたら、これがとんでもない間違いで、今や宇宙空間は危険極まりない闘いの場となっているらしい。正にスターウォーズの時代に突入しているとのこと。そして問題は日本、日本は衛星技術やロケット技術に関して決して後進国ではなかったが、残念なことに宇宙利用は平和利用しか行わないと自ら国会で決め、世界もそれで了承していた。ところが宇宙利用は平和利用と戦時利用の線引が難しい。平和利用でも技術の高度化はいつでも軍事転用が可能になる。諸外国は北朝鮮を含め今や宇宙空間の優位性確立にすごい努力をしている実態がある。嘗て国会決議をして平和利用に限定していた日本でさえ、今はなし崩しで航空自衛隊に宇宙作戦隊まで設置されるようになった。このへんは小生は勿論だが一般市民には相当に分かり難い。しかし現実を認識するには本書が大いに参考になること間違いない。
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