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兵庫県南部の島

今年も成が島へ行く 

2021年07月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

例年、海の日に近い時に淡路島の成が島へ行くことにしているが、今年ももう少ししたら数人の仲間と行く。

昔、相撲取りに「成山」と言う関取がおられたが、この名前がこの成が島からきていると言われていた。
成が島は、江戸時代までは島ではなくて、島の最高所に池田氏が建てた由良城があった。関が原合戦後に豊臣方に動きを阻止するために、池田氏は最初は明石海峡に近い岩屋に絵島城を建てて、大坂城での合戦に備えて、絵島城を解体して成が島に城を作ったと言われている。
紀伊水道から由良湾へは古川口と言う切れ目から船の出入りをしていたが、古川口が海流で閉塞されることもあり、船も大きくなったために、淡路島との分離の工事をして、完全に離島としたのだ。
今は人が住んでいない島になり、自然海岸が紀伊水道側にあるから、いろいろな物が海流に乗って島に打ち上げられて、ひところは汚染の島ともいわれるくらいにゴミが漂着していた。住民組織の活動、小中学校生徒の活躍でかなりきれいになって、今の時期にはハマボウが黄色い花を咲かせる。

この島の対岸に由良要塞があり、成が島と由良には太平洋戦争に備えての施設が廃墟として残っている。江戸時代にも台場として重要な地域であった。

国生み神話の世界にも出てくる地域である。
私の体もボチボチ隠居の歳になりつつある。そして、盛夏の時での熱中症、コロナウイルスの影響、なんとか頑張らないとね。



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