ひろひろ48

車は凶器 

2021年07月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

目には目を、歯には歯を、ハムラビ法典の、たぶん中学校で勉強した世界史でご存じかもしれません。犯罪などで受けた苦しみを、行った相手に同じ苦しみを与えることで、そのような犯罪を抑止することが目的で、それによって治安を守ることらしい。
で、日本の刑法の目的は、犯罪を予防すること。 犯罪を処罰することを通じて、社会一般の人が犯罪を行わないようにする一般予防と、処罰を通じて犯人を更生させる特別予防があるそうです。近代国家では、刑罰などは、もっとも大切な人権を侵害するものなので、法律で規定し、裁判での判決で決まるものです。刑法だけでなく道路交通法などでの刑罰をすべき行為もそうなります。過料と誓って、いわゆる前科になります。
ぼくは、個人的には、いわゆる交通事故とちがって、酔っ払い運転とかあおり運転は、車を凶器につかった刑法で罰すべき犯罪だと思います。先日千葉の八街市の酔っ払い運転による通学中の児童死亡「事故」は、許されないものです。新聞への投稿記事から;
あけくれ「ダリア」by 師岡 由美子さん(60自営業)
わが家のせまい庭先に、見事なダリアと、その他の花がいっせいに咲きそろった。早朝にながめると一日の活力がわきそうだ。
だが、この花を全て摘みとって花束にして届けたい人がいた。二人の面識なき小学生。
早速、隣町である八街市在住のいとこに電話を入れ、翌日、案内してもらえることになった。
驚いた。そこは見通しがよく、広く、まっすぐな道路であった。危険な要素がなさそうに思えるからこそ、危険なのかもしれない。
献花台には、たくさんのお花がすでにあった。私は小雨の中、「勇斗君、凱仁君、大変だったね。辛いね。今度生まれてきた時に、やれなかったこと、全部しようね」と語りかけた。
対策がなされないままでは成仏できるのはと心配になる。
帰り道、いとこが「小学生の低学年で人生が終わってしまうなんで。あの道路、通学路なのに、ずっと前から制限速度60キロだよ。おかしいよね」と言った。
<引用以上>

何年も前に、PTAからガードレールの申請が何度もだされたけど、歩道とガードレールを作るほどの日幅じゃなかったので、対策がなされないまま、放置されていた。おかしいよね。速度制限するためのバンプ凹凸のある道にもできたはず。それもあるけど、飲酒運転の常習の運転手をそのまま、アルコール検査の「必要」のない自家用車にして運搬作業をさせていた会社の責任は大きいし、なにより飲酒運転常習のこの運転手に、免許を与えていることが問題。すくなくとも、アルコールが検知されたらエンジンがかからないように設計すればいいのだ。自動運転より、そっちが先だろう。飲酒運転は殺人未遂、殺人行為。単なる交通事故ではない、罪が軽すぎる。



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