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たかが一人、されど一人

情報不明国家 

2021年07月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 今日は気象庁から近畿地方の梅雨明け宣言が出たらしい。東京は梅雨明けも未だだし、社会全体が重苦しい空気に包まれ、夏らしい爽やかさが感じられないのが残念だ。引き換えて欧米を見ると、中国に次いでなんとなくコロナ禍から脱出しつつあることが感じられるのが羨ましい。欧州ではサッカーのヨーロッパ選手権が大盛り上がりだし、アメリカではプロ野球のオールスター戦がコロナなんかどこ吹く風の様子だ。これらの欧米諸国も完全にコロナを抑えこんだとは言えないにしても、方向性が明らかに病気で言えば快方に向かいつつあることを国民が知ってるようなのが羨ましい限りだ。欧米諸国は既に夏休みに入っている国も多いようで、家族連れで外国の避暑地に出かける人も増えているとのこと。これらの国はコロナに立ち向く姿勢と言うか方法はそれぞれ異なっているが、共通しているのは克服するために専門家の意見を聞きながら、試行錯誤を繰り返しながら闘っていることにある。何れの国も最初は手痛いダメージを受けていることに変わりはない。総じて欧州諸国はきめ細かい対策を繰り出し、アメリカは経済力に物を言わせた大掛かりな作戦に出たとも言える。どちらも国民に辛抱を強いた点では似たようなものだが、アメリカの方が学校閉鎖とかイベントの中止とか移動の制限とか、やや長期間続いたようだし、欧州諸国も地域的ロックダウンは何回もあったように聞いている。共通しているのは、何れの場合も正確な情報開示がスムーズに行われていることだ。日本で聴いていても24時間毎の情報が連日聴けたし、各国の首脳たちも政策の間違いを素直に認めていたように思う。日本である程度信用できる政府の情報は、冒頭に書いた気象庁発表の天気予報ぐらいなものだ。今日中国地方で梅雨明けなら、近畿、東海、中部、関東の順かくらいの予想はできる。ところがコロナ関係情報となると、情報の集約点がどこにあるかが先ず分からない。先ず思い浮かぶのは厚労省だが、ここの所管大臣の田村憲久氏は毎日のようにテレビでお目にかかるが、どうも全国の実態を十分にご存知ではないようだ。日本は地方分権だから、実態は一旦都道府県単位で集約されなければならないとの事情は十分理解できる。しかしその事情は諸外国でも同じ筈。なのに日本で情報集約ができないのは悪名高い縦割り行政にあるのだろう。厚労省と別組織の内閣府にせよ総務省、文科省、等々ありとあらゆる役所が一致協力して、事コロナ問題に関して情報の集約を図る事が全くできないのが日本の行政に実態だろう。行政のトップは言うまでもなく内閣総理大臣、週に2回閣議なるものが行われることに決まっているようだが、閣議でコロナ対策が打ち合わされたとの話は聴いたことがない。当事者もどこに情報があるのか分かっていないようだ。

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