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たかが一人、されど一人

マスメディアの品性 

2011年09月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

野田内閣の経産大臣が就任わずか9日間で辞任せざるを得なかった。余人をもって代えがたい人材であったかどうかも分からないし、鉢呂さんを特別に擁護するつもりはない。昨今は政権内の高官が、たとえ冗談であったにせよ、それをネガティブに報道されたら一巻の終わりだ。テレビは旨い具合に気持ちを傷つけられた地元民を探し出してくるし、「あたかも死の町のようだった」を「あたかもゴーストタウンのようだった」とでも言っておけばよかったのでは、と訳知り顔に後講釈を説く解説者が儲かるだけの事だ。鉢呂氏が言いたかった本質はさておき、下らぬ言葉尻を捕らえて揚げ足を取るのは如何なものかと思うが、電気紙芝居の得意芸だから今更目くじらを立てても仕方がない。しかし政治家までその尻車に乗ってはしゃいでいるのを見ると情けなくなる。野党第1党の総裁、幹事長が鉢呂氏の人間性を疑う発言をしている。オウンゴールでも得点は得点とは言え、失言で止めざるを得ない人間に対する追い打ちを苦々しく思う人間も中には居るはず。少なくと小生はそうだ。「震災は天罰だ、津波で我欲を洗い落とせ」と仰った偉いお父上を持つご子息が、つい先日「911テロは歴史の必然」と堂々と演説されたようだが、テレビは全く取り上げていない。1社ぐらいはこの親子の発言に対して犠牲者の遺族に感想を聞きに行ってもらいたい。テレビについては我慢するにしても、新聞も酷すぎる。今度の「死の町」発言に次いで、各紙一斉に書き立てたのが「放射能を移すぞ」発言で、これが致命傷になっている。「死の町」で叩かれているのに随分と不用意な人だな、と思っていたがネットで詳しく経緯を見ると順番が逆らしい。このように書かれている。> 東京電力福島第1原発の周辺地域視察などを終えた鉢呂氏が議員宿舎に戻ったのは8日午後11時半ごろ(死の町発言の前日)いつもの馴れ合いで記者が挑発したのである。「作業服着替えてないんすか」「そんな暇ないよ」「じゃ福島の放射能ついたままですか」「おっ?放射能つけてやろうか」<これを10日の朝刊で全紙が一斉に面白おかしく報道したようだ。全国紙なんて偉そうな顔をしているが、いじめっ子集団とと大差がないことが分かる。1社ぐらい他紙と異なる見解で書いてほしいが、最終的には国を過つ戦争にまで国民をミスリードするする集団だ。みんなで渡れば怖くはないし、責任も免れるわけである。ジャーナリストに品性を求めるのは、小生に同じものを求める程に難しいものなのだろう。

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