ひろひろ48

それでもオリンピック? 

2021年06月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今年の初めからのロックダウンとワクチン接種普及から、一時期はかなり押さえ込んだ、、はずが、、感染が急拡大しているらしい。イギリスでの第3波か、一日当たり660人に一人、6000人ちょっと。しかもデルタ株(インド株)が感染の主流らしい。
ワクチン接種率が、ほぼ50%を超えているのに、、
こんななかで、あの竹中平蔵は、オリンピックを反対する世論は間違っているとし、ネットの記事から、以下のように言っている:

元総務省で経済学者の竹中平蔵氏(70)9日、自身のユーチューブを更新し、東京五輪を開催すべき理由を徹底解説した。

竹中氏は先日放送された「そこまで言って委員会NP」で五輪反対の意見に対して「世論は間違ってる」と発言し波紋を広げていた。

竹中氏は「私はオリンピック・パラリンピックを是非きちっと開催してほしい。万全の対策の講じながら開催してほしい。いや、すべきだと思っています」と改めて主張し、3つの理由を挙げた。

1つ目の理由は日本の責任。「オリンピック・パラリンピックは国内イベントではないということです。世界のイベントなんです」と主張。「従って本来ならば日本の国内事情でこの世界的なイベントを止めるというのはあってはいけないことだと思います。国際的な責任を果たすために国内事情をしっかりとコントロールしながら実行に移す責任がある。それが実は日本が日本で開催されるオリンピック・パラリンピックの本質的な問題だという風に思うんです」。

2つめの理由として、1つ目の理由に付随する形で過去の例を挙げた。過去にオリンピック・パラリンピックを止めたのは第一次世界大戦と第二次世界大戦の時で「つまり世界大戦の時はさすがにこれは世界が真っ二つに割れてるわけですから。これは国内事情ではなくて世界の事情でできないから止めているわけです」と説明した。

さらに今回の状況に類似した1920年のアントワープオリンピックを取り上げ「1918年から数年間世界はスペイン風邪というパンデミックに襲われました。しかしこのパンデミックの中でベルギーのアントワープできちっとやられました。このスペイン風邪というパンデミックは、はっきり言って今の新型コロナウイルスの影響とは比べものにならないほど大きなものでした。それでもオリンピック・パラリンピックをやろうとやったわけです」と話した。続けて「他の欧米諸国に比べて影響がまだ少なくて済んでるわけですから、ここはやはしっかりとして実施すべきだと私は思います」。

3つ目の理由がワクチン。「この数か月の間にコロナ問題に対する世界の認識は大幅に変わったということです。日本では依然として人流を抑えるためにどうこうという話をしていますけど私の認識ではイギリスやアメリカでは、もうそんな議論はしておりません」。

今やるべきこととして「ワクチンを普及させること。そして国際的責任を果たすために日本は今このオリンピック・パラリンピックを万全の対策を講じながらきっちりとやり抜くこと。それが私は日本の責任であるし、これは日本にとっても、よいことだと思います」と持論を述べた。
<引用以上>

1.ワクチンの普及など国によって大きな差異があるなかで、オリンピックの「平等」という点で、意味があるのか?IOCはワクチン接種を80%といっているが、バブル方式が完全でなく、漏れがあり得るなら、100%でないと意味がないし、実施可能かは、国によって微妙だそうだ。国民の命のリスクがあるなら、その国内事情で開催返上していい。実際、戦前、東京オリンピックは日本自国の戦争のため返上している。
2.スペイン風邪では世界で4000万人以上亡くなっている、日本でも45万人亡くなっている。それだけ亡くなってもオリンピックをやれという、スペイン風邪の1920ころの昔とは今はちがうのに、この竹中平蔵は、普通の人間の考え方じゃない。
3.ワクチン接種率が60%ちかいイギリスで第3波が起こりつつある。日本の接種率ははるかに低いなかでは、自殺行為。

いま、「オリンピックは止められない」という論調、風潮にマスコミが流れているなかで、ひとの命を危険にさらすオリンピックは、中止すべきである。



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