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引き裂かれたカーテン 

2021年05月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は最も地球に近い満月が皆既月食になる日。
月は18時45分から欠け始め20時09分に皆既食となります。

この時間帯だと、見るのに最適です。
「スーパームーン」と「皆既月食」を同時に、
見ることが出来るとは幸せですね。

ただ名古屋では晴れたり曇ったりの天気なので、
ちょっと心配、見れるかなぁ?

今日の映画紹介は『引き裂かれたカーテン/Torn Curtain』。
BSプレミアムで2021年5月26日(水)13:00〜放送。

冷戦時代のドイツを舞台にしたスリラー映画。
ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースの
2大スターが共演。
アルフレッド・ヒッチコック監督の50作目の作品。

アメリカからデンマークへ向かう1隻の客船。
この船には、コペンハーゲンで開催される
科学者国際会議に出席するため米宇宙委員会の
マイケル(ポール・ニューマン)と婚約者で秘書の
セーラ(ジュリー・アンドリュース)が乗っていた。

そして目的地へ着く直前の日、
マイケルの所へ秘密の連絡文が届いた。
発信地は東ベルリンだった。

コペンハーゲンへ行くのを止めて、
東ベルリンへ行くといいだしたマイケルに、
不安になったセーラは事の真相を糺したが、
”心配する必要はない、2、3日コペンハーゲンで
待っているように”と、笑うだけだった。

何か重大なことがあると直感したセーラは、
マイケルを追って東ベルリンへ向かった。

空港にたったマイケルは秘密諜報員の
グロメク(ウォルフガング・キーリング)の案内で
東ベルリン秘密諜報機関長のゲルハルトに紹介された。

マイケルは東ベルリン亡命を決意していたのだった。
これは、アメリカで開発の進んだ核兵器、ガンマ5の
秘密が共産圏へ渡ることだった。

驚いたセーラはマイケルを売国奴となじったが、
心底から彼を愛しているゆえ東ベルリンを
去ることはできなかった。

そうしたある日、田舎へ出かけ1人の農夫にあった。
農夫はアメリカ諜報員で、マイケルはスパイ活動のため
東ベルリンへ亡命のかたちをとり潜入していたのだ。

アメリカのガンマ5研究も、東ベルリンのリント博士の
研究がないと完成しなかったのだった。

つまりガンマ5については高度の科学的知識が必要であり、
学者のマイケル送りこみを計画したのだ。

ジュリー・アンドリュースとポール・ニューマンの主演は
ヒッチコック映画にしては、ミスマッチだと思うが、
それもそのはず、映画会社が勝手に決めたものだという。

しかし、ストーリーの展開は前半は少し冗長だが、
後半はスパイ映画らしく面白い。

恋人のセーラと観客はマイケルの行動に、
疑念を抱くように仕向けて、徐々ににマイケルの目的を
明かし、観客を引き込み、クライマックスの脱出劇へと
との手法はさすが、ヒッチコックです。

製作年は1966年(昭和41年)。



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