メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

上海大学シニア留学日記

今年も咲いた 

2011年09月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


私の両親の墓は島根県益田市の医光寺という
画家の雪舟が日本庭園を作ったことで有名な寺にある。


祖父母の墓もこの寺にある。
私がサラリーマンになって数年後、この寺で墓地が
売り出された。三男の父には墓が無い。
そこで、父がこの墓地を買うと言い出した。


私も含め、子供達はそんな遠い所じゃ、しょっちゅう
墓参りに行けないからと大反対した。
しかし、父は「20歳そこそこで郷里を離れ、僕は
他の兄弟に比べ、両親と接する機会が少なかった。
だから、死んだら、両親の傍で眠りたいのだよ、
墓参りに来てくれなくてもいいから」と言って
どうしても諦めなかった。


その言葉を聞いて、私達は反対出来なくなった。
当時、父は今の私と同じ位の年齢だったと思うが、
その年になっても両親を恋うるものかと、
その心根に心を打たれたものだ。


そのような訳で、日頃はなかなか墓参りが出来ない。
親戚の方が墓守をしてくれている。
出張で近くまで行った時、タクシーを飛ばし、立ち寄った
こともあったが、ちゃんと花が添えられていた。
親戚の方には感謝、感謝だ。


法事の時には朝早く羽田に集合し、飛行機で
往復する。やはり想像していた通り大変なことで、
実際には父、母のそれぞれの何回忌の法要の時しか
参ってあげられない。
亡き両親には申し訳ないと思っている。





(伊勢花火)


その法事の時に、墓所の敷地内に紫色の
清楚な花が一杯咲いていて、数本を抜いて
東京に持ち帰った。
丈夫な花で、もう何年もこの時期になると咲いてくれる。
その度に亡き両親を思い出す。
「伊勢花火」という花で、朝咲くと夕方には花が
風に流され飛んで行く。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ