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映画が一番!

わが谷は緑なりき 

2021年05月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は
『わが谷は緑なりき/How Green Was My Valley』。
BSプレミアムで2021年5月13日(木)13:00〜放送。

イギリスの炭鉱町で、さまざまな不幸に
見舞われつつも懸命に生きる家族を、
美しいモノクロ映像と詩情あふれる演出で描く、
ジョン・フォード監督が謌いあげた、
古きよき時代と深い家族愛への追想。

アカデミー作品賞・監督賞など5部門を受賞、
父親を演じたドナルド・クリスプは助演男優賞を受賞。

”目を閉じると現在は消え去り、懐かしい谷が見える、
緑に染まった谷はウェールズでいちばん美しかった”。

今や初老となったヒュー・モーガンは生まれ故郷の
ロンダの谷を出ようとしていた。
ヒューは谷が緑だった頃、一家みんなが揃って幸せだった
少年時代をしみじみと回顧する。

舞台は19世紀末のイギリス・ウェールズ地方のある炭坑町。
モーガン家の男たちは、末っ子の
ヒュー(ロディ・マクドウォール)を除いて皆炭坑夫であった。

父ギルム(ドナルド・クリスプ)を始め5人の兄たちが
稼いだ賃金はいつも家の戸口で出迎える気丈な母
ベス(サラ・オールグッド)のエプロンに置く。

姉アンハード(モーリン・オハラ)が湧かした
お湯で身体を洗い、食事につくのが日課である。

そんな平穏な日々の中で長男が結婚、一家は幸せだった。
披露宴の日、アンハードは新しく谷に赴任してきた
牧師グリュフィード(ウォルター・ピジョン)と出逢い、
互いに密かに惹かれあう。

しかし、この時代、繁栄を支えた製鉄、炭鉱産業は
アメリカなどの台頭で活力を失い、大不況を迎える時だった。
そのあおりを受けた、モーガン家も例外ではなかった。

末っ子のヒューの目を通して映し出される本作は、
フォード監督がモーガン一家の人々の性格を
自らの家族をモデルに描いているだけに、
温かいまなざしは、アイルランド移民として
アメリカに渡り、大家族を作り上げた亡き両親への
想いが込められた映画でもあるようです。

私の父も炭鉱で働いていて、この時代はエネルギー源が
石炭から石油へ変わる激動期、閉山となり苦労しました。

今の時代は、脱炭素社会に移行しつつあるので、
これも又、関係ある会社に勤めている人も、
人生の転換期を迎える時期になるでしょうね。

さらに、このコロナ禍で、働く形態も変わり、
一段と激動の時代に突入しつつあるように思えます。

製作年は1941年(昭和16年)。



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