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東京家族 

2021年03月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「東京家族」。
BSプレミアムで2021年3月26日(金)午前9時〜放送。 
小津安二郎監督の不朽の名作「東京物語」をモチーフに、
今を生きる日本の家族のあり方、
絆を笑いと涙でつづる感動の作品。
2013年1月に観た時の感想文です。

キャッチコピーは
”おかしくて、かなしい。これは、あなたの物語です”。

監督が山田洋次監督と来れば、
時にやさしく温かく、時に厳しくほろ苦い映画だろうと
想像していましたが期待にたがわず、
温かい気持ちになれる映画でした。

瀬戸内海の小島でのんびりと暮らしていた、
口数が少なく頑固だが一本筋の通った父親の
平山周吉(橋爪功)と
おっとりしていて茶目っけのある母親の
妻・とみこ(吉行和子)は、
子供たちに会うために東京へやって来る。

郊外で開業医を営む長男・幸一(西村雅彦)の家に、
美容院を経営する長女・滋子(中嶋朋子)、
舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)も
集まり、家族は久しぶりに顔を合わせる。

最初は互いを思いやるが、のんびりした生活を
送ってきた両親と、都会で生きる子供たちとでは
生活のリズムが違いすぎて、
少しずつ溝が出来ていくのだった。

映画最後のクレジットに
”小津安二郎監督に捧ぐ”と書いてあるように
小津安二郎監督の不朽の名作「東京物語」をモチーフに
現代の家族像を描いた映画でした。

気のせいかカメラアングルがローアングルで
ワンシーンがカメラの長回しで「東京物語」の
シーンと同じで、笠智衆と東山千栄子夫婦を思い出しますね。

老夫婦の姿は近い将来の私達の姿なのです。
家族の絆を改めて認識させられた映画。
そうそう、次男・昌次の婚約者・紀子(蒼井優)の
キャラクターは若者に次の世代を期待する監督の
気持ちでしょう。

時代が変わると、家族の構成も人も変わっていくようです。
最後に笑って、涙。感動して、涙。悲しくて、涙。
ハンカチ片手に見て下さい。



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郷愁

yinanさん

私も白黒だけど、監督は小津安二郎、
主演は笠智衆と原節子の「東京物語」がいいですね。

おっしゃるように、映画を観ると、
当時の風景や生活風情に何故か懐かしく思い出されます。
昔は、貧しかったけれど、家族仲良く生活をしていました。

2021/03/28 22:12:57

東京物語

qqqqqqさん

何回も見た小津作品の東京物語の方が私には心を打たれるところがある。私が育った頃の家の中が映画になっていると思うからか。

2021/03/28 21:48:45

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