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ライムライト 

2021年03月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「LINE」の個人情報保護で不備が見つかった問題で、
出沢剛社長が陳謝していたが、これは大問題です。

情報は宝です。特に中国には注意が必要です。
国の体制が違うから、
個人情報は強制的に収集出来るのですからね。
「タダほど安い物は無い」と言うが、
「タダほど、高くつく物は無い」ですね。

今日の映画紹介は『ライムライト/Limelight』。
BSプレミアで2021年ム3月24日(水)13:00〜放送。
喜劇王チャップリンが、アメリカで製作した
最後の作品となった名作。

1973年にリバイバル上映された時のキャッチフレーズは、
”美しきバレリーナに よせる心を秘めて
舞台に散った道化の恋… 名優の至芸と 愛の名曲で
うたい上げる 感動のチャップリン・シンフォニー”。

アカデミー作曲賞を受賞した。
ライムライト / テリーのテーマ
https://youtu.be/A9H3EdB85Ps

かつてイギリス一と言われた道化師の
カルヴェロ(チャールズ・チャップリン)。
いまや中年を過ぎ、落ちぶれ酒浸りの日々を送っていた。

ある日カルヴェロは、自殺を企て意識不明で倒れていた
テリー(クレア・ブルーム)というバレエの踊り子を助ける。

テリーは姉が娼婦となって自分のレッスン代を
払ってくれていたことを知ってから足がマヒしてしまった。
すっかり失望して生きる気力を無くしていた彼女を
カルヴェロは献身的に介抱し、もう一度バレエを踊らせる。

再び踊りはじめたテリーはダンサーの職を得、
作曲家のネヴィル(シドニー・チャップリン)に
気に入られ新作バレエの第一ダンサーに抜擢される。

一方のカルヴェロはカムバックに失敗し、
逆にテリーに励まされる始末だった。

テリーに惚れ込んだネヴィルは彼女に愛を告白する。
しかし彼女の想いはカルヴェロにあった。

テリーはカルヴェロに結婚しようと言い出す。
カルヴェロは年齢差や自らの境遇とテリーの順風満帆の
現在を比べ、結婚話をばかげていると一蹴してしまう。

”人は年をとると、重々しい生活がしたくなるんだ。
そして厳粛な気持ちになってくる。
これは喜劇には大禁物だ”と、カルヴェロは
彼女の元を離れ辻音楽師へと落ちぶれてゆく。

本作は63歳の時の作品で、今迄の軽快なテンポと笑いは
影をひそめ、哀愁にみちたドラマになっているのは
劇中の彼の”自分自身と闘わず、幸福のために闘うのだ”の
言葉に表されるよう63歳の心境を表現したからでしょう。

彼は当時のアメリカの「赤狩り」に巻き込まれ、
非米活動委員会に召喚されたので、帰国することなく
スイスへ移住することに。

本作が晴れてアメリカで公開されたのは制作から19年後。
1972年(昭和47年)に82歳のチャップリンが
アメリカ国民に迎えられ、1971年度のアカデミー名誉賞、
1972年度のアカデミー劇映画作曲賞に輝いています。



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