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若草物語 

2021年03月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『若草物語/Little Women』。
BSプレミアムで2021年3月15日(月)13:00〜放送。

「若草物語」はこれまで何度も映画化されています。
本作は当時10代だったエリザベス・テイラーをはじめ
人気女優が共演した1949年(昭和22年)版。

キャサリーン・ヘプバーン主演の
1933年版(昭和8年)の「若草物語」を
リメイクした初のカラー作品。

原作はアメリカの家庭小説の名作と言われる、
ルイーザ・メイ・オルコットの「Little Women」。

キャッチフレーズは、
”みんなに愛された名作!あらゆる人を暖める美しい名画!”。

舞台は19世紀半ば南北戦争時代の
アメリカ北東部、ニューイングランド地方。
マサチューセッツ州、コンコードのクリスマス。

一面銀世界の町の片隅にあるマーチ家には、4姉妹がいた。
長女メグ(ジャネット・リー)は、家庭的でおとなしい淑女。

次女ジョー(ジューン・アリソン)は、本作の主人公。
夢見るようなところもあるが、自分自身をよく知り、
よくしゃべり、活発で気性が激しく、小説を書くのが趣味。

三女エイミー(エリザベス・テイラー)は、
絵を描くことが好きで、プライドが高く美しさを
鼻にかけるようなところがある。

四女ベス(マーガレット・オブライエン)は病気がちで、
家族から大切にされていた。

父親(レオン・エイムズ)は南北戦争に従軍牧師とし出征。
留守宅は貧しかったが、留守を守るのは
母の(メアリー・アスター)と、
お手伝いのハナ(エリザベス・パターソン)だった。

アクション大好きの私ですが、
たまに観るホームドラマはいいですね。
次のシーンは特に気に入っています。

舞踏会で母親の悪口を聞いたジョーが 
ママに舞踏会のことはおくびにも出さずに尋ねます。
”ママには作戦があるの?母親は娘に期待するから、
 金持ちと結婚させたいとか?”

”希望はいろいろあるわ。美しくて教養のある娘に育ってほしい。
人に尊敬されて愛される娘になって欲しい。
幸せで有意義な人生を送って欲しいわ。
悲しみも知って欲しい。
野心もあるわ。
娘の結婚相手が金持ちなら、と願う。世間の母親と同じ。
でも、貧乏人の妻でもかまわない。
上品な老嬢でもいい。
自尊心を失った哀れな女王になるよりもね”の言葉に
母親の愛情があふれています。

現在のアメリカの有り様に比べて、
古き良き時代のアメリカを彷彿させる映画です。

日本にもまだまだ、たくさんの良き家庭があります。
コロナ騒動のように突然、襲ってくる災難で、
平和な日常生活の家庭が一変しますが、
こんな時こそ、家族が一致団結して、この試練を
乗り越えて行かなければならないでしょう。

しかし、邦題の『若草物語』はいいですね。

私にもかっては”若草”の時があったのにと、
本作を観る度に思います。
今は、心はいつも”若草”のようにと心掛けています。

製作・監督はマービン・ルロイ。



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